Blizzard Entertainmentは、PC版『Overwatch』のPTR環境にて最新アップデートを実施した。先日から開催されている旧正月イベントにて登場した「キャプチャー・ザ・フラッグ」モードが常時プレイ可能となったほか、カスタムゲームに待望のサーバーブラウザが搭載されている。
「キャプチャー・ザ・フラッグ」モードはアーケードのセクションからプレイ可能で、対応マップは「Nepal」「Lijiang Tower」Ilios」「Oasis」。カスタムゲーム時には12マップで同モードがプレイ可能となる。同モードはBlizzardが開発の初期段階から取り組んでいたモードでもあり、イベント限定で手放してしまうのは確かにもったいない。
また今回のPTR環境から搭載されたサーバーブラウザでは、多彩なオプションを実装されている。「マップ」「モード」「ヒーロー」といった基本的な制限だけでなく、たとえばファラのミサイルのスピードを上昇させたり、マクリーの緊急回避のクールダウンを0にしたりといった、細かなヒーローの能力まで設定できることが明らかにされている。各マッチは「フレンドのみ」「招待のみ」「パブリック」の3種類でプレイヤーの入室を制限することができる。
このほか今回のPTR環境向けアップデートでは、先日予告されていたバスティオンの大幅改修も盛り込まれている。特にセントリーモードには攻撃・防御双方に大きな調整が盛り込まれており、戦場では“拠点防衛をして回復しつつ移動”という戦い方がより強調されそうだ。
・「セントリーモード」への変身時間が1.5秒から1.0秒に
・弾丸の拡散率が50パーセント上昇
【UPDATE 2017/2/8 11:15】 記事初版にて「弾丸のスピード」と記載していましたが、正しくは「弾丸の拡散率」でした。訂正しお詫び申し上げます。
・弾丸の拡散率が常時最大に(武器発射時に増加しなくなった)
・マガジンサイズが200から300へ増加
・ヘッドショットダメージ倍率が消滅
・クリティカルダメージを与えないようになった
■偵察モード
・弾丸の拡散率が25パーセント上昇
・マガジンサイズが20から50へ増加 【UPDATE 2017/2/8 13:25】 記事初版にて「弾丸のスピード」と記載していましたが、正しくは「弾丸の拡散率」でした。訂正しお詫び申し上げます。
■自己修復
・移動中も使用可能になった
・セカンダリファイアとして区分された(以前はアビリティ2)
・ダメージを受けても修復が中断されなくなった
・使用時にゲージが減り、非使用時に回復する消費メータが追加された
■Ultのタンクモード
・発動時のアーマー(150)が追加されなくなった
■新たなパッシブアビリティ「Ironclad」
・セントリーとタンク時に受けるダメージが35パーセント減少
このほかD.Vaのディフェンスマトリックスにおいては、ロードホッグのフックやトレーサーのパルスボムのような攻撃を、“最小距離を移動することなく”ブロックできる調整が加えれられている。また各種ヒーロー向けの調整オプションも追加されているので、PTR環境をプレイしている読者はチェックしてみよう。