牧場運営ゲーム『Stardew Valley』のPCベータ版に日本語ローカライズがついに実装。高品質なフォント使用、漢字入力もほぼ対応


販売元のChucklefish Gamesは、牧場運営シミュレーションゲーム『Stardew Valley』にて日本語を含む多言語ローカライズのアップデートを実施したと発表した。対象となるのはSteamにて配信されているPCベータ版で、プレイヤーのフィードバックを得てから正式リリースされる予定となっている。

オープニングをプレイした限りでは、今回のアップデートでは丁寧なローカライズが施されており、世界観を崩さない高品質なフォントが使用されているほか、壁のメッセージなど細かな文章も翻訳されている。またゲームスタート時に入力できるプレイヤーネームと牧場の名前、お気に入りのものは、ひらがな・カタカナに加え漢字入力にもほぼ対応しているようだ(ただし“鵜”など、一部は対応していない模様)。

Steamを通じてPCベータ版をプレイするには、ライブラリにあるゲームタイトルを右クリックしプロパティの「ベータ」タブから設定すればよい。Chucklefishは、おそらく問題は発生しないとしつつも、万が一のためにセーブデータをバックアップしておくよう推奨している。またフィードバックは公式フォーラムの専用スレッドかchucklefishへのeメール(上記の発表リンクを参照)にて募集している。

なお今回のアップデートでは、動物の幸福度に関するバグが修正されたほか、タイトル画面へ戻るボタンの復活、ゲームパッドでプレイしている際にカーソルが加速する仕様(コンソール版と同じ仕様)などが追加されている。既知の問題としては、ゲームセーブを探している際の文章が翻訳されていない、タイトル画面へ戻るとオフにしているのに音楽が流れる不具合の2点が挙げられており、長らく待たれているマルチプレイヤーモードの開発と共に修正が進められていくようだ。