マイクロソフトは2月7日、Windows 10/Xbox One向け『Halo Wars 2』のローンチトレイラーを公開した。本作は『Halo』シリーズを統括するマイクロソフト傘下の343 Industriesと、『Total War』シリーズや『Alien: Isolation』で知られるCreative Assemblyが共同開発したリアルタイムストラテジーゲームで、2009年にXbox 360向けに発売された『Halo Wars』の続編となる。
本作にはキャンペーンモードとマルチプレイモードが用意される。全12ミッション収録されるキャンペーンモードの舞台は前作から28年後(時系列的には『Halo 5』後の世界になる)、コールドスリープから目覚めたカッター艦長らUNSC艦スピリットオブファイアの乗組員は古代種族フォアランナーによって建造されたアークを発見する。遭難信号が発せられていたためカッター艦長はスパルタンを調査に向かわせるが、そこは銀河征服を目論むAtriox率いるコヴナントの傭兵軍バニッシュド(Banished)によって支配された地域だった。たった一艦で人員も限られたスピリットオブファイアだが、バニッシュドの脅威に立ち向かう。
マルチプレイモードには、協力プレイも可能なAI相手の「Skirmish」、制限時間内により多くの拠点を制圧する「Strongholds」、効率的に拠点と自軍をマネジメントしマップの支配力を高める「Domination」、ただ1人生き残ることを目的とする「Deathmatch」、そしてカードデッキを導入しバトルに特化した新しい「Blitz」が収録される。先月末にはこの「Blitz」モードを使ったマルチプレイ・ベータテストが実施され、その統計が公開されている。総計79万6000時間プレイされたが、UNSCとバニッシュドの両勢力はほぼ拮抗する結果となったようだ。
『Halo Wars 2』は、シーズンパスや前作のリマスター版『Halo Wars: Definitive Edition』が付属する「アルティメットエディション」が2月17日に、通常版が2月23日に発売予定。本作はXbox Play Anywhereに対応するため、Windows 10/Xbox Oneの両プラットフォームでいわゆるクロスバイ・クロスセーブに対応するが、クロスプラットフォームプレイには対応しない。なおXbox One版はゲームパッドでのみ操作可能だが、将来的にはマウス&キーボードでの操作が可能になる予定。