紀元前サバイバルゲーム『Conan Exiles』が爆発的な人気を記録。公式サーバーが一時停止、パートナー企業変更で抜本的改善へ


1月30日にリリースされたFuncom開発のサバイバルゲーム『Conan Exiles』が人気を博している。予想以上のプレイヤーが押し寄せたためか、Funcomは不安定な公式サーバーを一時停止し、抜本的な改善に着手することを明らかにしている。なお現在まで稼働していたサーバーはプライベートふくめ約7700台になる。

Steamの売り上げ上位TOP10に発売から常にランクインしている同作は、ピーク時の同時接続プレイヤー数が5万人をすでに超えており、『Rust』や『Rocket League』といった人気タイトルとすでに肩を並べつつある状況だ(なお『ARK』におけるピーク時の同時接続者数は10万人以上)。Steam APIを通じて情報を解析している非公式データベースSteam Spyでは、発売1週間で20万人以上のユーザーが本作を所持していることが確認できる。

Funcomはコミュニティ向けのメッセージにて、現在までプライベートサーバーは7500台、公式サーバーは200台が稼働してきたとコメント。このうち公式サーバーについては、運用しているPingPerfectとの契約を打ち切り、新しいパートナーを探し始めているとしている。既存のゲームのデータベースは移行することができるものの、ハードウェア要求に耐えられる企業がまだ見つかっておらず、リローンチまでには数日がかかる見込みだ。Funcomはしばらくのあいだ、プライベートサーバーでゲームをプレイすることを推奨している。

また今回の発表にともない、PingPerfectのレンタルサーバーなどを利用する際に常時25パーセントオフとなる特別オファーが、「Barbarian Edition」から削除されている。すでに購入していたユーザーには影響はないとのこと。

『Conan Exiles』は小説「Conan the Barbarian(英雄コナン)」の世界観をモチーフとしたオープンワールド型のサバイバルゲーム。プレイヤーは荒野の流刑地へと流された犯罪者となり、裸一貫から生き延びることを目指す(参考記事)。『ARK』や『Rust』と同じジャンルのゲームとなるが、今回の一件からはサバイバルゲームがまだまだ人気であること、また『Conan Exiles』の紀元前の世界観が独自の魅力を持っていることがうかがえる。