BioWareは公式サイトにて、現在開発中の新生『Mass Effect』とは異なる完全新規IPについてあらためて言及した。ゲーム内容に関する情報は伏せられたままだが、発表された言葉をつむぎあわせると、オンラインを介してフレンドと共にプレイできる作品となる可能性が考えられる。
この完全新規IPは2012年からフルスクラッチで開発が始まっており、キャラクターやストーリー、そしてゲームプレイも新しいものになるという。BioWareの20年以上にわたる開発知識と教訓を詰め込むそうで、同スタジオの集大成とも呼べる作品となる模様だ。
ゲームの詳細は明らかにされていない一方で、ブログ記事では「プレイヤーたちと共に」「フレンドと一緒に」といった文言が散りばめられている。また現地メディアPolygonが取材したElectronic Artsの投資家向け説明会では、EAのCEOであるAndrew Wilson氏が「なんらかのオンライン要素があること」「RPGではなくアクションアドベンチャーであること(ただしRPG要素はある)」を伝えている。総合すると、“オンライン要素があるフレンドどプレイできるようなアクションアドベンチャー”となると考えられるが、その答え合わせは正式発表を待つしかないだろう。
なおこの新規IPはE3 2014でBioWareから『Mass Effect: Andromeda』と共に発表されたもので、当時は数点のコンセプト映像が登場。また2016年にはGame Informerの取材を通じ、ストーリーにフォーカスした作品であることも伝えられていた。ゲームジャンルやオンライン要素については、今回初めて言及されたかたちとなる。
Wilson氏は、リリース時期は2017会計年度中としており、BioWareの完全新規IPは2018年の3月31日までにはリリースされる見込みだ。