Funcomは本日1月31日、オープンワールド・サバイバルゲーム『Conan Exiles』のSteamでの早期アクセス販売を開始した。価格は通常版が3599円、Tシャツやデジタルコミックなどが付属するBarbarian Editionは7499円だ。3900円で通常版からBarbarian Editionにアップグレードすることも可能(いずれの価格も税込)。ゲームは日本語表示に対応している。
本作は小説「Conan the Barbarian(英雄コナン)」の世界をモチーフにしており、プレイヤーは未開の荒野へ流刑にされた犯罪者としてゲームを始める。そして古代文明の遺跡が点在し、モンスターや山賊がひそむ過酷で広大なオープンワールドの世界を生き抜き、追放の地の支配者となることを目指す。
サンドボックスゲームでもある本作では、探索を通じて得た資源を使って道具や武器を生産し、ひいては小さな入植地から大都市を築き上げる。その都市の繁栄にはさまざまな職業の住人が欠かせない。プレイヤーは戦いで倒した山賊や犯罪者を生け捕りにして連れ帰り、奴隷として従わせて職に就かせることができる。その職業の中にはもちろん兵士も含まれ、強力な軍隊を組織して敵の領地へ攻め込み、そして自らの勢力を拡大することによって支配者としての地位を高めるのだ。
倒した敵の使い道は奴隷にすることだけではない。神々を崇拝するこの世界では、聖なる武器を使って敵の身体から心臓を取り出し、祭壇で生け贄として神に捧げることは重要な儀式だ。その結果、敵がいかに強固な拠点を築き上げたとしても、いとも簡単に粉砕することができる巨大な神の化身を召還することが可能になる。
本作はパブリックサーバーおよびプライベートサーバーでのマルチプレイ、そしてオフラインでのシングルプレイが可能。自らがサーバーをホストする場合やローカルプレイでは、ゲーム内の各種設定を自由に変更することができる。また、Steamワークショップを通じてのMod導入にも対応する。
Funcomは今後予定しているアップデート内容として、コストが高く可搬性も悪いが非常に強力な投石機や、資源から得た顔料で衣服や鎧の色を変更することができる染色システム、そしてさまざまな職業に就く奴隷たちの、それぞれの職にマッチしたアニメーションの追加などを公表している。そのほかにもバグの修正やバランス調整はもちろん、モンスターや奴隷の種類の追加、モンスターやNPCのAIの向上などが予定されている。
本作はXbox One向けにも、早期アクセスにあたるGame Preview版の発売を今春に予定している。また時期は未定だが、PlayStation 4向けの発売も計画されている。