『バイオハザード7』をPlayStation VRでプレイしたプレイヤー数はおよそ10人に1人。全プレイヤーの約9.5パーセントに

本作は「バイオハザード」ナンバリングシリーズ初の一人称視点タイトルであり、さらにVRヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR」にゲーム本編が対応している数少ない作品の1つでもある。公式サイトで更新されている統計情報によれば、PSVRで実際にプレイしているプレイヤー数は、およそ10人に1人の割合であるという。

全世界で1月24日、国内では1月26日から発売が開始されたカプコンの『バイオハザード7』。本作は「バイオハザード」ナンバリングシリーズ初の一人称視点タイトルであり、さらにVRヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR」にゲーム本編が対応している数少ない作品の1つでもある。公式サイトで更新されている統計情報によれば、PSVRで実際にプレイしているプレイヤー数は、およそ10人に1人の割合であるという。

公式サイトでは定期的に更新される全プレイヤーの統計情報が公開されている。発売から週末を経た本日の記事執筆時点で、「Welcomed to the Family」と銘打たれたプレイヤー数は89万7845人、そしてVRでプレイした人数は8万5574人。PSVRでプレイした人数は、全プレイヤーの9.53パーセントとなっている。

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公式サイトにて公開されているデータ(2017年1月30日8:30ごろのもの)

“ゲーム本編はディスプレイで遊ぶことができるが、VRヘッドマウントディスプレイでのプレイにも対応している作品”というなかにおいて、どれだけの人が実際にVRHMDでプレイしているのかというデータはなかなか貴重だといえるだろう。一見すると10人に1人という割合は少ないように思えるが、『バイオハザード7』は現時点でPSVRにのみ対応しており、またPSVRが安定的に供給はされていない現状を考慮すると、安易にそう決断するのは難しい。なお公式Facebookページに投稿された画像から、『バイオハザード7』や『Batman: Arkham VR』にはPSVRにおける1年間の時限独占があるともみられており、Oculus RiftやHTC Viveにも対応した場合にこの数値に変動があるのかどうかは興味深い(参考リンク: Kotaku)。

なお公式の統計情報ページではこの他にもプレイ時間や移動距離などのデータを見ることができるが、ページの後半には一部ネタバレの要素を含むものもあるため、未プレイの人は気をつけてチェックしよう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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