スクエニとマーベルが提携して「アベンジャーズ」のゲームプロジェクトを発表、『Tomb Raider』の開発陣が担当


スクウェア・エニックスとMarvel Entertainmentは26日、ゲーム制作におけるパートナーシップを結んだことを発表し、両社が協力して複数年にわたり複数の作品を開発していくことを明らかにした。あわせてアメリカン・コミックスに登場するヒーローチーム「アベンジャーズ」を題材にしたゲームプロジェクト「The Avengers」が公開されている。

「The Avengers」の開発を担当するのは、新生『Tomb Raider』シリーズを手がけたCrystal DynamicsとEidos Montreal。往年のシリーズファンに愛されてきたキャラクターや世界観が、完全なオリジナルストーリーで描かれる。ゲームジャンルや対応プラットフォームは明かされていないが、開発陣がCrystal Dynamicsであることや、マーベルがPlayStation 4向けに「スパイダーマン」の新作ゲームも制作していることから、コンソールやPC向けのタイトルである可能性は高そうだ。「The Avengers」と他のプロジェクトの詳細は2018年に発表される。

「アベンジャーズ」は、Marvel Comics刊行のアメリカン・コミックス。1963年から50年以上も月刊掲載が続いている長寿タイトルで、コミックのほかにアニメや映画のタイトルとして多くの作品が生み出されてきた。主要メンバーは「キャプテン・アメリカ」ことスティーブ・ロジャース、北欧神話の雷神「ソー」、天才科学者トニー・スターク扮する「アイアンマン」からなるビッグ3ほか、アントマンやハルク、ホークアイ、ワスプ、スカーレット・ウィッチ、クイックシルバーといった名だたるアメコミヒーローたち。2012年には実写映画「Marvel’s The Avengers」、2015年には続編「Avengers: Age of Ultron」が公開された。