惑星探索アドベンチャー『ASTRONEER』最新アップデートが配信、Windows Store版とXbox One版でのクロスプレイが可能に

開発元の「System Era Softworks」は、惑星探索アドベンチャー『ASTRONEER』のパッチ119をリリースし、Windows Store版とXbox One版でクロスプレイが可能となったことを明らかにした。なお同作はSteam版もリリースされているが、こちらはクロスプレイには対応していない。

開発元の「System Era Softworks」は、惑星探索アドベンチャー『ASTRONEER』のパッチ119をリリースし、Windows Store版とXbox One版でクロスプレイが可能となったことを明らかにした。なお同作はSteam版もリリースされているが、こちらはクロスプレイには対応していない。本作は最大4人でプレイできる協力マルチプレイヤーモードに対応している。

『ASTRONEER』は昨年12月にリリースされたタイトル。宇宙開拓が進み人類が惑星資源を求める「宇宙ゴールドラッシュ時代」を背景に、プレイヤーは惑星で基地を立ち上げて資源を採取していく(参考記事)。未知の世界で徐々に行動範囲を広げていく手探り感や、開発元による精力的なアップデートが魅力で、Steam Spyでは発売1か月ほどですでに50万人以上のプレイヤーがいることが示されている。

『ASTRONEER』は開発中のタイトルをリリースするGame Preview(Steam版は早期アクセス)を通じて販売されており、そういったタイトルがクロスプレイに対応する例は非常にめずらしいといえるだろう。MicrosoftはWindows 10とXbox Oneでのクロスプレイを推進しており、『Halo Wars 2』や『Gears of War 4』といった主要タイトルで実装されているほか、ゾンビサバイバル『State of Decay 2』などでも対応が予定されている。

なお開発ロードマップを記した公式のTrelloボードによれば、「パブリックマルチプレイヤー」や「サーバーコントロール」が“優先事項”として組み込まれていることがわかる。今後よりマルチプレイヤーモードが快適にプレイできるようになるのか、続報に期待したい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

記事本文: 1728