ニンテンドー・オブ・アメリカの社長であるレジー・フィザメイ氏は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が任天堂から発売されるWii U最後のソフトになることを明かした。ニンテンドー ゲームキューブにおける『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』と同様に、『ゼルダの伝説』新作がWii Uの最後を飾ることになる。
レジー氏はPolygonのインタビューに対し「ファーストパーティーとしての観点から言うと、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の後に発売されるタイトルはありません。私たちは本当に、Wii Uの終わりに際しているんです。 」と答えている。
一方で、これまでWii Uで発売されたタイトルのオンラインサポートについては「オンラインサポートの終了はまだまだ先になります。オンラインで、『マリオカート』や『スプラトゥーン』を遊んでいるユーザーは多いです。まだまだオンラインのサポートは続けていきますよ。」と語っている。
今回のレジー氏の発言によって、現在も任天堂の決算参考資料(リンク先はPDF)にて発売予定タイトルとして掲載されている『Project Giant Robot』(仮称)のWii Uでの発売はなくなったと考えられるだろう。『Project Giant Robot』は『Project Guard』とともに、2014年のE3にて宮本茂氏が発表したタイトル。『Project Guard』は最終的に2016年に『スターフォックス ガード』という名で発売されたが、『Project Giant Robot』については、宮本茂氏が昨年のTIMEのインタビューに対し「フルゲームとして発売するかまだ決めかねている」と発言していた。
『Project Giant Robot』は巨大なロボットを操作するアクションゲーム。テレビとWii Uゲームパッドの2画面を使用し、主な操作はWii Uゲームパッドのモーションコントロールを利用している。同じくモーションコントロールによる操作が可能なコントローラーJoy-Conを同梱する任天堂新型ハード「ニンテンドー スイッチ」にて、なんらかの形で『Project Giant Robot』を見られる日がくることを期待したい。