『Stardew Valley』日本語字幕の追加は2月早期にベータ版で実施へ。Switch版は今年後期に、PS Vita版の販売も検討中

開発者のConcernedApeことEric Barone氏は、牧場運営シミュレーションゲーム『Stardew Valley』の開発状況を公式ブログにて報告した。

開発者のConcernedApeことEric Barone氏は、牧場運営シミュレーションゲーム『Stardew Valley』の開発状況を公式ブログにて報告した。昨年PS4/Xbox One版を発売し、Nintendo Switch向けにも発売が決定した同作だが、まだ各言語へのローカライズやCo-opモードの搭載は果たされていない状況。Barone氏はこれらの進捗をそれぞれ報告している。

まず日本のプレイヤーがもっとも気にしているであろう多言語へのローカライズは、2017年2月の早期にベータテストとして実施されることが発表された。『Stardew Valley』はSteamを通じてベータ版を提供しており(ゲーム設定のプロパティから選択可能)、そこでプレイが可能になるとみられる。

またBarone氏は、Nintendo Switch版は今年後期にリリースする予定であることを伝えたほか、現在はPS Vitaへの移植も検討中であることを明らかにしている。すでに発売されているPS4/Xbox One版へは、セーブデータがロードできなくなる問題を修正するパッチが2月初旬に配信予定。また開発当初から実装へ向け開発が続けられているマルチプレイヤーCo-opモードについては、現在もまだ開発中とされており、着実に進んではいるものの、もうしばらくの時間が必要となるようだ。

移植やローカライズを複数のデベロッパーが進めている一方で、Barone氏自身はまだゲームの開発に取り組んでおり、たとえばゲームパッド使用時にメニュー画面内でカーソルを表示しないようにするといった改善に現在は着手しているそうだ。この改善は将来的にパッチで全機種に向けてリリース予定とされている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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