Ubisoftは公式ブログ「Ubiblog」にて、Activisionの開発スタジオ「FreeStyleGames」を取り込み、「Ubisoft Leamington」として傘下に収めることを明らかにした。スタジオのマネージング・ディレクターにはUbisoft Reflectionsを現在指揮しているRichard Blenkinsop氏が就任。Ubisoft LeamingtonはトリプルA級タイトルを開発するReflectionsや他のスタジオと協力していくことになるという。
FreeStyleGamesは2002年に設立された英国のスタジオで、ファミリー向けのタイトルや音楽ゲームに着手してきたことで知られる。2009年と2010年にはActivisionのもと『DJ Hero』2作をリリース、また2015年にはシリーズひさびさの新作となった『Guitar Hero Live』を発売した。このほか『Ghosts』や『Infinite Warfare』といった近年の『Call of Duty』シリーズの開発にも協力している。
独自のメカニックを盛り込んだ『DJ Hero』や、操作部分を一新し実写PV映像を盛り込むなどシリーズのマンネリを打ち破った『Guitar Hero Live』など、FreeStyleGamesのタイトルはいずれも良作ばかり。一方で『Guitar Hero Live』は売り上げがActivisionの期待に応えられず、2016年4月にはスタジオスタッフのレイオフが発表されていた。
なおActivisionは海外メディアEurogamerに対し、『Guitar Hero Live』のサポートは今後も続けていくと明らかにしている。