「Half-Life」や「Portal」を生みだしたValve、現在もシングルプレイヤーゲームを開発中
海外フォーラムRedditにてAMAを実施したValveの最高責任者Gabe Newell氏は、同社が現在シングルプレイヤーゲームの開発に着手していることを明らかにした。『Half-Life 3』などに関するユーザーの質問に答えたもので、ミニゲームのような類ではなく本格的な作品(fully-fledged)であるようだ。
一方でNewell氏は『Half-Life 3』や『Half-Life 2 Episode 3』の現在の状況を問われると、「3の数字は絶対に口にしてはならない」とコメント。また先日Game Informerにて匿名希望の情報提供者が『Half-Life 3』について暴露したニュースに関しては、「個人的に私はインターネット上の匿名の情報提供者を全員信じているよ」と、いずれもジョークで返した。Game Informerの取材では、Valveは現在『Half-Life 3』に着手しておらず、プロジェクトが社内で宙に浮いている状況であることが伝えられていた。
現在Valveは『Dota 2』『Counter-Strike: Global Offensive』『Team Fortress 2』といったマルチプレイヤー対戦型の作品に注力しており、最後にリリースされたシングルプレイヤー作品は2011年の『Portal 2』となる。発売が実現すれば、実に数年ぶりとなるValveのシングルプレイヤーゲームだ。ただValveは“誰でもプロジェクトを立ち上げることができる社風”を持っており、このプロジェクトが会社全体を巻き込んだものなのかは不明で、小規模なチームでテストしている段階のアイディアである可能性もある。
このほかNewell氏は、同社のゲームエンジン「Soruce 2」を使用して今後もゲームを開発していくとコメントしている。