リメイク版『モンスターワールドII ドラゴンの罠』Nintendo Switchで発売決定。半人半獣の呪い解くアクションRPG、60fpsにて動作

フランスのゲーム企業「DotEmu」と「Lizardcube」は、アクションRPG『Wonderboy: The Dragon's Trap』をNintendo Switchにて発売すると発表した。本作はかつてセガ・マスターシステム向けに発売された『モンスターワールドII ドラゴンの罠(Wonder Boy III: The Dragon's Trap)』のリメイク作品だ。

フランスのゲーム企業「DotEmu」と「Lizardcube」は、アクションRPG『Wonderboy: The Dragon’s Trap』をNintendo Switchにて発売すると発表した。本作はかつてセガ・マスターシステム向けに発売された『モンスターワールドII ドラゴンの罠(Wonder Boy III: The Dragon’s Trap)』のリメイク作品だ。昨年6月に正式発表されており、Nintendo SwitchのほかにもPC/PS4/Xbox One/Wii Uでリリース予定となっている。

『Wonderboy: The Dragon’s Trap』では、メカドラゴンの呪いにより半人半獣へと姿を変えられてしまった主人公の冒険が描かれる。さまざまなモンスター人間に変身できる点が特徴で、主人公はピラニアマンになって水中を泳いだり、マウスマンになって小さな穴を通ったりすることが可能だ。リメイク版ではオリジナルのものを継承しつつビジュアルやサウンドを一新しているほか、原作ディレクター西澤龍一氏が参加、権利元であるSEGAや同シリーズを生んだLATととも協力関係を築いている。

今回の発表によれば、Nintendo Switch版は60fpsにて動作し、ドックに接続するとフルHDのビジュアルが楽しめるようになるという。残念ながらリリース時期は他機種版もふくめまだ未定となっている。

なお海外では『モンスターワールド』シリーズの系譜を継ぐ新作『Monster Boy And The Cursed Kingdom』が開発中で、こちらも西澤氏が関わる作品として2017年にリリース予定となっている(参考記事)。どちらの作品も今後の続報に期待したい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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