The Behemothは1月13日、ターン制ストラテジーゲーム『Pit People』をSteamで早期アクセスゲームとして販売開始した。価格は1480円(正式リリース時には2000円ほどになる予定)。海外ではXbox Oneでも早期アクセスにあたるGame Previewとして販売開始している(無料体験版あり)。
本作は宇宙規模のサイズの“よくわからんクマ”が衝突し、エメラルドグリーンの血が雨のように降り注ぐ星が舞台。人々は大混乱に陥り、人間やモンスターの争いが絶えない世界だ。プレイヤーは初期キャラクターとしてブルーベリー農家の父親Horatioを操作し、農家を襲いに来たならず者たちと戦うところからゲームは始まる。
ワールドマップでイベントや敵にエンカウントするとバトルが始まり、バトルはヘクスマップ上でターン制でおこなわれる。操作はシンプルにまとめられており、キャラクターの移動先はもちろん自由に決めることができるが、たとえば2体の敵に接した場合、どちらを攻撃するのかは自動で決定される。バトルの中では仲間となるキャラクターに出会ったり、任意にリクルートできる場面もある。街に行くとアイテムの売買、キャラクターの入れ替えやカスタマイズが可能。また、AIやほかのプレイヤーとの対戦を楽しむことができるピット(闘技場)なども存在する。
本作はシングルプレイのほか、2人協力プレイや2対2の対戦プレイが可能。マルチプレイはオフライン、オンラインどちらにも対応する(Steam版とXbox One版のクロスプラットフォームプレイには対応しない)。まだ所々おかしな翻訳が見られるが、すでに日本語表示もサポートしている。バグを含めプレイしていて気になった箇所はメニューから開発元にフィードバックしよう。
The Behemothは『Castle Crashers』や『BattleBlock Theater』などで知られるインディースタジオで、4作目となる今回ではじめてアクションゲーム以外のジャンルに挑戦した。個性的な手描きイラストのグラフィックや、奇妙なセリフ回しは健在。なお、これらの過去作を所有しているアカウントで『Pit People』をプレイすると、ゲーム内で使用できる特別なアイテムがプレゼントされるとのことだ。