Nintendo Switch向けオンラインサービス、加入者は月替りでFCやSFCなどのタイトルがプレイ可能に。しかもオンラインプレイが追加

任天堂は本日実施したプレゼンテーションにて、「Nintendo Switch」向けの有料オンラインサービスを発表した。加入者はオンラインプレイやスマートフォン向けアプリなどを利用することが可能で、発売後もさまざまなサービスが追加されていく予定となっている。

任天堂は本日実施したプレゼンテーションにて、「Nintendo Switch」向けの有料オンラインサービスを発表した。加入者はオンラインプレイやスマートフォン向けアプリなどを利用することが可能で、発売後もさまざまなサービスが追加されていく予定となっている。なお今秋から正式サービスが開始予定で、それまでは無料で利用することができる。

「Nintendo Switch」の発売日である3月3日からは、まず同ハードでのオンラインプレイがサービスを通じて利用可能となる。一部のソフトを除いてNintendo Switchではオンでプレイするためにはサービスの加入が必要となるとのことで、PlayStationやXboxと同様の仕様になると考えられる。なおニンテンドー3DSとWii Uのオンプレイは、引き続きサービスに加入せずともプレイできるとのこと。

このほかサービスの目玉となるのが、ファミコンやスーパーファミコンなどのソフトを月替りで1か月制限なく遊ぶことができるというシステム。さらにここで利用可能となるタイトルは、発売当時にはなかったオンラインプレイにも対応するのだという。どのようなタイトルがどう対応するのかは明らかにされていないが、懐かしの対戦ゲームや協力ゲームがオンラインを通じて世界中のフレンドと遊べるようになるのかもしれない(なお2011年には、Wiiで『ぷよぷよ』『ぷよぷよ通』のVC版がリリースされ、ネット対戦に対応していた。ただし両作の提供は後に終了している)。

このほか、2017年秋にはスマートフォン向けアプリ「オンラインロビー&ボイスチャット」アプリが配信予定。こちらは正式配信に先駆けて一部の機能が夏に利用可能となる。またサービス加入者は、Nintendo Switchソフトなどを特別価格で購入できるようになる。

なお「ニンテンドーeショップの利用」「フレンドの登録・管理」「撮影したゲーム画面をSNSでシェア」、さらに子供がプレイしているゲームを監視できる機能「Nintendo みまもり Switch」はサービスに加入せずとも利用することができる。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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