Nintendo Switchのローンチタイトルとして『いけにえと雪のセツナ』が正式発表。古典としてのRPGを再体験
任天堂とスクウェア・エニックスはNintendo Switchのローンチタイトルのひとつとして『いけにえと雪のセツナ』を発表した。発売日はNintendo Switch本体と同じく2017年3月3日。パッケージ版とダウンロード版が用意され、希望小売価格は4800円となっている。
『いけにえと雪のセツナ』は2016年2月18日、PlayStation 4/PlayStation Vita向けに発売されたアクティブタイムバトル(ATB)制のRPG。同年7月20日にはPC版が配信されている。開発はスクウェア・エニックス配下のTokyo RPG Factory。90年代に栄えた国産RPGのプレイ感覚を再体験させる王道タイトルである。
おのれの身を魔物に捧げるべく「最果ての地」を目指すセツナは、「いけにえ」となる運命を受け入れ、護衛隊とともに旅立つ。ワールドマップを移動し、街の人々と交流し、フィールド上でモンスターと戦う。90年代国産RPGの基本に忠実なゲームプレイだ。懐かしのアクティブタイムバトル制度に加え、タイミングよくボタンを押すことで技の強化が増す「刹那システム」と仲間との「連携技」を駆使してモンスターを蹴散らしていく。
古典としてのJRPGを現代技術で再現した『いけにえと雪のセツナ』。海外でもその姿勢は評価されており、Metacriticでのメタスコアは74/100点、ユーザスコア7.5/10点という手堅い数値を残している。
スクウェア・エニックスは別途Nintendo Switch向けに新規RPGタイトル『Project OCTOPATH TRAVELER』も発表している。アトラスも『真・女神転生』の新作をアナウンスしたように、Nintendo SwitchはこれからのJRPGを引っ張るプラットフォームとなるかもしれない。