サバイバルホラー『Husk』Steamで2月3日にリリース決定、「サイレントヒル」や「Twin Peaks」といった古典スリラーから影響

ゲーム開発スタジオ「IMGN.PRO」は、サバイバルホラーゲーム『Husk』をSteamで2月3日にリリースすると発表した。「IMGN.PRO」は実際に1959年に発生した「ディアトロフ峠事件」がモチーフの作品『Khloat』を手掛けたスタジオだ。今作では独立系の開発スタジオ「UndeadScout」と組み、ふたたび一人称視点のサバイバルホラータイトルに挑戦している。

ゲーム開発スタジオ「IMGN.PRO」は、サバイバルホラーゲーム『Husk』をSteamで2月3日にリリースすると発表した。「IMGN.PRO」は実際に1959年に発生した「ディアトロフ峠事件」がモチーフの作品『Khloat』を手掛けたスタジオだ。今作では独立系の開発スタジオ「UndeadScout」と組み、ふたたび一人称視点のサバイバルホラータイトルに挑戦している。

ゲームの時代設定は1995年、舞台となるのは「シヴクリフ(Shivecliff)」と呼ばれる見捨てられた町である。主人公である「マシュー・パーマー(Matthew Palmer)」は列車事故に合ってしまい、目覚めるとたった1人でシヴクリフの町にいた。プレイヤーはマシューを操作し、この町に隠された謎を解き明かしつつ、こつ然と姿を消した妻と娘を探しださなければならない。

本作は『サイレントヒル』や『Alan Wake』、あるいは「Twin Peaks」といった古典スリラー作品へのオマージュを目指している作品だ。ストーリーは「痛み」「苦しみ」「赦しを請うこと」をテーマとしており、暴力やアルコール依存症といった問題もゲーム中では触れられるという。

前作『Khloat』ではUnreal Engine 4を用いて美麗なビジュアルとサウンドを再現したIMGN.PROだが、『Husk』でもそのクオリティは健在のようだ。ゲームプレイ面では前作にはなかったモンスターやボスとの戦闘要素が新たに盛り込まれており、上の映像では拳銃を使用しているようなシーンも確認できる。近年の一人称視点ホラーゲームといえば、主人公が攻撃手段を持たず逃げるだけという作品も多く、ひさびさにサバイバルホラーらしいゲームプレイが楽しめるかもしれない。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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