Steamにおける2017年売り上げ上位ランキング発表。発売月ランキングには『Fate』『閃乱カグラ』『ネコぱら』などが名を連ねる

Valveは1月2日、2017年のSteamでの売り上げ上位タイトルを発表した。今年はいくつかカテゴリ別のリストも公開されているが、まずは年間での総売り上げ(ゲーム本体、ゲーム内取引、DLCなどを含む)の上位リストから見ていこう。

Valveは1月2日、2017年のSteamでの売り上げ上位タイトルを発表した。今年はいくつかカテゴリ別のリストも公開されているが、まずは年間での総売り上げ(ゲーム本体、ゲーム内取引、DLCなどを含む)の上位リストから見ていこう。なお、それぞれのタイトルについて具体的な売り上げ本数や収益は明らかにされておらず、順位に応じてプラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズに分類されている。

上の画像は2017年の売り上げ1位から24位までのタイトルである。なお、各タイトルはプラチナ・ゴールドの分類内で順不同に掲載されているため、順位に応じた並びでないことに注意されたい。プラチナには、Steamでの同時接続プレイヤー数が300万人を突破した『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』をはじめとしたタイトルが並ぶが、昨年発売された新作は『PUBG』のほかには『Ghost Recon Wildlands』のみである。2016年のプラチナでは、半数ほどがその年の新作だったことを考えると大きな変化といえるかもしれない。一方ゴールドに目を移すと、『Call of Duty: WWII』『Assassin’s Creed Origins』など新作が増えてくる。もうひとつ2016年との比較でいうと、多くのタイトルが順位は違えど引き続きランクインしている中、プラチナに輝いていた『No Man’s Sky』が2017年はランク外となってしまった。

日本のタイトルを見てみると、ゴールドに『ニーア オートマタ』と『DARK SOULS III』、シルバーには『バイオハザード7 レジデント イービル』『ファイナルファンタジーXIV』、ブロンズには『鉄拳7』がランクインしている。他機種を含む数字だが、『ニーア オートマタ』と『鉄拳7』の売り上げは200万本を突破し、『バイオハザード7』も400万本を超えるなど好調が伝えられていた。無料タイトルとしては『Shadowverse』がブロンズにランクインしており、海外で受け入れられていることがうかがえる。

また、2017年に発売された新作タイトルの、発売月ごとの売り上げ上位リストも公開されている。ここでは『Fate/EXTELLA』や『ネコぱら vol.3』、『閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS』や『英雄伝説 閃の軌跡』『BLAZBLUE CENTRALFICTION』など中小メーカーを中心にさらに多くの日本のタイトルがランクインしており、年間の売り上げではトップ100位に及ばずとも、それぞれの発売月で注目を集めていたことがうかがえる。

今回の発表ではこのほかに、VRタイトルに限定した売り上げ上位リスト、早期アクセスから正式リリースされたタイトルに限定した売り上げ上位リスト、そしてピーク時の同時接続プレイヤー数の上位リストも公開されている。年間売り上げ上位の残りのタイトルと共に、詳しくは公式サイトを参照していただきたい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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