『ファミコンウォーズ』ライクな新作と「魔法学校」RPGシム、「Starbound」開発元が2つの新規プロジェクトについて語る
昨年7月、「Chucklefish」は『Starbound』を正式リリースし、約2年半にわたる同作の早期アクセス期間を無事終えた。人気タイトルの開発に区切りを付け、パブリッシング方面にも力を注いているChucklefishは次にどこへ向かうのか。スタジオのCEOであるFinn Brice氏は海外メディアPC Gamerを通じて、現在取り組んでいる新規プロジェクトや『Starbound』の今後について、あらためて言及している。
Brice氏は昨年夏と秋に2つの新規プロジェクトを開発中であると明らかにしていたが、Chucklefishは現在もその2つの新作ゲームに取り組んでいるという。また正式リリースを迎えた『Starbound』のサポートは今後も続ける予定で、そう遠くない内に次回の大規模アップデートの詳細を伝えると予告している。
Chucklefish is working on two new games and will continue to support Starbound. Details on the next big Starbound patch not far away
— Tiy (@Tiyuri) 2017年1月3日
まず1つ目の作品は、昨年夏に公表されたターンベースのストラテジーゲームだ。同作は『ファミコンウォーズ』が『ファイアーエムブレム』と出会ったような作品と例えられており、オンラインマルチプレイヤー要素を搭載したPCゲームであることが明らかにされている。PC Gamerに登場したBrice氏によれば、本作は『ファミコンウォーズ』の精神を受け継ぎつつも、オンラインマルチプレイヤーやSteam Workshopといった現代的な機能を盛り込むことを目指しているという。
またこの他に開発されているタイトルが、「魔法学校」を舞台にしたRPGシムである。Brice氏は『Stardew Valley』と「ハリー・ポッター」が出会ったような作品だと例えており、昼夜のサイクルやデート、クラスなどの要素が存在すると説明している。こちらのプロジェクトに関しては、昨年秋にアートスタイルのテストとして映像が投稿されていた。
両作ともにまだリリース時期は明らかにされていないが、『Starbound』を生みだし数々のインディーゲームをパブリッシングしてきたChucklefishひさびさの新作ということで、どちらも今後注目を集めそうだ。