Crate Entertainmentは12月20日、『Grim Dawn』の公式サイトにて新マスタリー(クラス)となる「Inquisitor」の概要を発表した。『Grim Dawn』は2016年2月に正式リリースされたアクションRPGであり、Crate Entertainmentの開発者が過去に手がけた『Titan Quest』と同様に2つのクラス/マスタリーを併用できるスキルツリーを特徴としている。『Grim Dawn』については現在6種類のマスタリーが存在し、今回発表された「Inquisitor」が7種類目となる。
「Inquisitor」は遠距離戦に長けており、炎・雷属性の魔法を使用する。炎属性の攻撃スキルとしては、火炎で敵を燃やし尽くす「Flames of Ignaffar」が紹介されている。雷属性攻撃の「Storm Box of Elgoloth」はロープ状の電撃で敵を絡め取る。スキルツリーの詳細は明らかにされていないが、設置トラップ系のスキルや味方のステータスを上げるサポート魔法も使えるようだ。なお今回紹介されたスキルは開発段階のものであり、配信時には仕様が変更となる可能性がある。
目下開発中の「Inquisitor」は2017年内に拡張パックとしての配信を予定している。公式サイトによると、拡張パックでは「2種類」の新マスタリーが登場するようだ。もう片方のマスタリーについては未発表である。ヒントとしては「Cairnの世界を旅する中で出会ったことのある」マスタリーであると記載されている。
また拡張パックでは新チャプター、新機能、新アイテム、新モンスターの追加、さらにはレベル上限の変更が予定されている。一部のモンスターデザインについては9月に公開されており、いずれも『Grim Dawn』らしい異形かつ異質な生物が入り混じった姿形である。
なお『Grim Dawn』は12月21日に最新パッチ1.0.0.7が配信されたばかりである。おもな変更点としては、エンドコンテンツの一つであるランダム生成ダンジョンとして新たに「The Fall of Valbury」が追加されている。新ダンジョンは「Homestead」の北東にある「Conflagration」から向かうことになる。その他レジェンダリ・エピック装備と各種マスタリースキルのバランスが調整されている。詳細についてはパッチノートを確認しておこう。