恐竜が生息する世界を探検できるVRアトラクション『ARK Park』が発表。『ARK: Survival Evolved』との連携要素も

 

Snail Gamesは12月15日、『ARK Park』をHTC Vive/Oculus Rift/PlayStation VR向けに発表した。本作はオープンワールド・サバイバルゲーム『ARK: Survival Evolved』から派生した、恐竜が生息するジュラ紀の世界をバーチャル体験できるゲームだ。

テーマパークである『ARK Park』を訪れたプレイヤーは、まずビジターセンターである「Hubエリア」に向かう。ここではさまざまな恐竜や生物がホログラフィックで投影されており、それらについて学ぶことができる。そして体験アトラクションとして、ジュラ紀の世界に足を踏み入れることもできる。

用意される環境は熱帯雨林や湿地帯、砂漠、雪山などさまざまなものが存在し、100種類以上の恐竜や生物が生息している。プレイヤーはその世界の中を探検するが、場所によって徒歩や乗り物、あるいは恐竜の背中に乗って移動する。探検する中で見つけた恐竜などは「Gene Cube」と呼ばれる遺伝子情報を持っており、アイテムや武器を使ったり、あるいはパズルを解くことで回収することができる。そうして集めたGene CubeはHubエリアに持って帰りアップロードすることで、それらの生物についての詳しい情報を学ぶことができるようになる。

Hubエリアには「Petting Zoo」という、恐竜たちをペットのようにして接することができる場所もある。ここでは恐竜にエサをやったり、色を変更するなどしてカスタマイズすることができる。『ARK: Survival Evolved』やその拡張パック「ARK: Scorched Earth」のプレイヤーは、それらのゲーム内で捕獲した恐竜を本作のPetting Zooにアップロードすることもできるという。また、本作には「Snapモード」という写真撮影機能も用意されており、マルチプレイでの記念撮影や、自撮り棒を使ったセルフィーを撮ることができる。

『ARK Park』は、『ARK: Survival Evolved』を手がけるStudio Wildcardの監修のもと、Snail Games傘下のPeacock Studioが開発を担当している。HTC Vive/Oculus Rift/PlayStation VRの各VRプラットフォーム向けに2017年発売予定だ。