『キャサリン』『CLANNAD』『Bully』など6本のXbox 360タイトルが新たに後方互換に対応、Xbox One上でプレイ可能に

 

マイクロソフトは12月16日、新たに複数のXbox 360タイトルが後方互換に対応しXbox One上でプレイ可能になったとTwitter上発表した。今回発表されたタイトルは『キャサリン』『CLANNAD』『Bully: Scholarship Edition』『Raskulls』『Skydive: Proximity Flight』『Planets Under Attack』の6本となる。

キャサリン』は、アトラスの『ペルソナ』シリーズの開発陣が手がけ、2011年に発売したアクションアドベンチャーゲームだ。主人公のヴィンセントは付き合って5年になる彼女キャサリンとの関係に悩んでいた。そんな時、恋人と同じ名前を持つ謎の美女と一夜の過ちを犯してしまう。その日を境にヴィンセントは毎晩のように悪夢にうなされることになる。本作は、落ちると死ぬという悪夢の中で描かれるアクションパートと、行きつけのバーで展開される現実世界でのアドベンチャーパート、そして2人のキャサリンをめぐるドラマパートで構成されている大人向けのホラー作品だ。なお本作は国内ではダウンロード販売されていないため、Xbox One上でプレイするにはディスク版を所有している必要がある。

001CLANNAD』は2008年に発売された恋愛アドベンチャーゲーム。Keyが手がけたオリジナル版であるPC版をベースに、株式会社プロトタイプが高解像度化や一部音声のサラウンド化を施して移植した。なお本作は日本でしか発売されておらず、そのようなタイトルの後方互換対応は今回は初めてだ。今後これに続く国内タイトルが増えることを期待したい(関連記事)。

『Bully: Scholarship Edition』は、Rockstar Gamesが開発し2008年に発売されたアクション・アドベンチャーゲーム。2006年にPlayStation 2向けに発売されたオリジナル版である『Bully』に、コンテンツの追加やオーディオのクオリティアップを施したものだ。全寮制の学園ブルワース・アカデミーを舞台に、プレイヤーは問題児ジミー・ホプキンスの学園生活をプレイする。本作は日本ではBethesda Softworksから、オリジナル版と同じ『Bully』というタイトルで発売された。なお、国内ではダウンロード販売はされていない。

Raskulls』は、『Fruit Ninja』シリーズで知られるHalfbrick Studiosが開発し2011年にXbox LIVEアーケード向けに配信したアクションゲームだ。『ミスタードリラー』のように掘り進むゲームで、最大4人までのオンライン、もしくはオフラインでの画面分割マルチプレイに対応している。

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Skydive: Proximity Flight』は2014年にXbox LIVEアーケード向けに配信された、ウイングスーツを着てアルプスの山岳地帯を滑空するスポーツゲーム。Kinectでのプレイにも対応している。本作を手がけたのは『War Thunder』や『蒼の英雄 Birds of Steel』などで知られるGaijin Entertainmentだ。『Planets Under Attack』はTargem Gamesが開発し、2012年にXbox LIVEアーケード向けに配信された、惑星系を支配すべく戦うリアルタイム・ストラテジーゲームだ。各ミッションは難易度選択が可能で、初心者から上級者まで楽しめるよう配慮されている。最大4人までのオンラインマルチプレイに対応している。なお、この2作については国内配信されていない。

マイクロソフトのLarry Hryb氏によると、Xbox One互換対応チームは休暇に入ったため、年内におこなわれる互換タイトルの追加は今回で最後になるとのことだ。