私立探偵が「クトゥルフ神話」に挑む『Call of Cthulhu』最新スクリーンショットが公開、狂気に蝕まれつつ調査を進めよ

Focus Home Interactiveは、Cyanide Studioが開発するRPG『Call of Cthulhu』の最新スクリーンショットを公開した。同作は2016年6月のE3で初となるトレイラーが公開されたタイトルで、新たなクトゥルフ神話テーマのビデオゲームとして注目を集めている。

Focus Home Interactiveは、Cyanide Studioが開発するRPG『Call of Cthulhu』の最新スクリーンショットを公開した。同作は2016年6月のE3で初となるトレイラーが公開されたタイトルで、新たなクトゥルフ神話テーマのビデオゲームとして注目を集めている。

『Call of Cthulhu』の舞台となるのは、1920年代のボストンに位置する「Darkwater Island」と呼ばれる島だ。プレイヤーは私立探偵Edward Pierceとなり、島で発生したSara Hawkinsとその家族の死亡事件を調査することになる。通常では起きえない謎めいた死亡事件を調査する内に、Edwardは背後に潜む大きな存在を認識していく。

ゲームプレイの詳細はまだ明らかにされていないが、ステルスのゲームメカニックとサイコホラーにフォーカスしていることが明らかにされている。キャラクターの正気度を測るSAN値を利用したシステムも健在で、プレイヤーは狂気に蝕まれないようにしつつ、調査を続けなければならない。どこまで調査するのか、正気をどこまで保つのかといった“バランス”が、本作のゲームプレイの肝となっているようだ。今回公開されたスクリーンショットの1枚からは、正気を失いつつあるのか画面がぼやけるような演出も確認できる。

なお現在『Call of Cthulhu』の開発はCyanide Studioが担当しているが、もともとは別のスタジオFogwares Gamesが同作を手がける予定だった。Fogwaresはその後、同じくクトゥルフ神話をテーマにした私立探偵が主役のゲーム『The Sinking City』の開発を進めている(参考記事)。『Call of Cthulhu』は2017年にリリース予定。対象プラットフォームはPC/PS4/Xbox Oneとなっている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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