『ベア・ナックル』『獣王記』がハリウッド映画・テレビ番組へ。ドラマ版「ウォーキング・デッド」の制作会社と協業し企画進行中

東京とロサンゼルスに拠点を構える企業「Stories」は、セガがかつて発売した『ベア・ナックル』『獣王記』のハリウッド映画・テレビ番組化へ向けて着手したと発表した。

東京とロサンゼルスに拠点を構える企業「Stories」は、セガがかつて発売した『ベア・ナックル』『獣王記』のハリウッド映画・テレビ番組化に関する企画に着手したと発表した。ドラマ版「ウォーキング・デッド」の製作会社の1つとして知られる「Circle of Confusion」と協業していく予定だという。なお「Stories」はセガと博報堂DYメディアパートナーズからの出資を受けて2011年に設立された企業だ。

プレスリリースによれば、「Stories」は「Cicle of Confusion」と協業し、ハリウッド映画・テレビ番組として『ベア・ナックル』『獣王記』を企画開発・プロデュースしていく予定だという。同社は今年7月にも『レンタヒーロー』の映画化に向けて企画が進行中であることを明らかにしていた。

『ベア・ナックル』は1991年に発売されたベルトアクションゲームで、企業連合によって支配された街を救うため3人の元警官が立ち上がる物語が描かれる。一方で『獣王記』は1988年に発売されたアーケードゲーム。操作キャラクターは獣人へと変身することができる獣戦士と呼ばれる存在だ。どのように物語や設定、そしてゲームのアクション性を映像メディアへと落とし込むかはひとまず置いて、どちらも映画化にはうってつけの題材だといえるだろう。

「Stories」ではこれ以外にも『忍 -SHINOBI-』『ゴールデンアックス』『ヴァーチャファイター』『The Dead of House』『クレイジータクシー』などの映画やテレビ番組を制作していく姿勢を見せている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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