Ninja Theoryの新作『Hellblade: Senua’s Sacrifice 』のリリースが2017年に延期。開発中の最新映像も

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『DmC Devil May Cry』を手がけたNinja Theoryによる最新作『Hellblade: Senua’s Sacrifice』。同作のリリースが2017年に延期となることが分かった。本作は2016年内でのリリースに向けて開発が進められてきたが、11月30日に公開されたNinja Theoryのプロダクション・アップデート動画にて延期となる旨とその理由が明かされた。また動画には同作の最新映像も含まれており、不気味かつ美しい本作の世界観を垣間見ることができる。

本作の延期理由は大きく3つある。まずNinja Theoryが別途進行していたプロジェクトが2016年初旬にキャンセルとなり、『Hellblade: Senua’s Sacrifice』の進捗にも影響を及ぼしたのが一点。次に彼らはモーションキャプチャーの分野でEpic Gamesとコラボレーションを図っており、今年はそちらにも力を注いでいたことが遠因として挙げられる。またNinja Theoryは小規模な体制でありながらパブリッシャーに頼らずトリプルA級タイトルを作り上げることをゴールとしており、作品のクオリティには妥協しないと決めている。そんな妥協しない姿勢も今回の遅れに繋がった。

本作は発表からリリースまでの期間が長いように思えるかもしれないが、2014年に開発が発表された当時はまだ開発初期段階であった。ゆえに発表からリリースまでのスパンが多少長くなっている。通常ゲームの発表というのは、ある程度開発が進んだ段階で行うものだが、Ninja Theoryには「ファンと一緒に作品が出来上がっていく様子を追えるようにしたい」という思いがあった。現にNinja Theoryはこまめに公式サイト上のデベロッパーブログを更新している。ブログ上には最新のサウンドトラックやモーションキャプチャー中の映像、特徴的な幻聴オーディオ、戦闘シーンのサンプルなどが公開されている。特にモーションキャプチャー技術により主人公「Senua」のビジュアルが人間的で表情豊かになっていく様子には、小規模のスタジオでもここまで出来るのかと驚かされる。

画像左:2015年8月、画像右:2016年3月
画像左:2015年8月、画像右:2016年3月

『DmC Devil May Cry』を手がけたNinja Theoryだけあって、本作にもコンバット要素は含まれるが、それよりも特徴的なのは物語の設定だろう。主人公であるケルト族の女戦士「Senua
は精神的な病を抱えており、幻聴や幻視といった症状に悩まされている。本作で描かれるのは、彼女の不安定な精神状態を反映した地獄のような世界だ。Ninja Theoryはゲーム内で精神疾患を正しく表現するためにも入念なリサーチを続けており、同スタジオの共同創立者であるTameem Antoniades氏は、精神疾患について本作の開発を通じて学んだ内容をブログに投稿している。生半端な取り組みではないことがうかがえる。

『Hellblade: Senua’s Sacrifice』はPC/PlayStation 4向けに開発中。リリースはまだ先だが、Steamページはすでにオープンしているため、気になった方はウィッシュリストに追加しておこう。

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