何者かに誘拐された少女は、謎の島からの脱出を目指す。オープンワールド型サバイバルゲーム『Die Young』ティーザー映像

「indiegela」の開発チームは、現在『Die Young』を開発中だ。本作はgamescomなどのイベントに出展されてきたオープンワールド型の探索サバイバルゲームで、2017年にPC/PS4/Xbox One向けにリリース予定となっている。

indiegela」の開発チームは、現在『Die Young』を開発中だ。本作はgamescomなどのイベントに出展されてきたオープンワールド型の探索サバイバルゲームで、2017年にPC/PS4/Xbox One向けにリリース予定となっている。すでにティーザートレイラーも公開されており、Unreal Engine 4でリアルタイムにレンダリングされたという美麗な映像が確認できる。

プレイヤーの分身となるのは、地中海のある島に誘拐されてしまった「1人の少女」。この島には謎めいた時代遅れの集落が広がっているという。誰が自分を誘拐したのか、そしてその理由は何なのか、一切がわからないまま少女は島からの脱出を目指すことになる。

ゲームは一人称視点で進み、プレイヤーは怪しい住民たちと出会ったり、古代の遺跡や鉱山、洞窟など島の各所を探索したりすることになる。ゲーム中では水やアイテム、道具などを見つける必要があり、これがサバイバル要素に繋がっているようだ。なお少女が取れるアクションは「走る」「ジャンプ」「登る」「敵に見つからないようにする」といった行動のみで、武器による攻撃はできないことが示唆されている。

舞台はのどかな風景が広がる地中海の島だが、背後には恐ろしい秘密が隠されているという
舞台はのどかな風景が広がる地中海の島だが、背後には恐ろしい秘密が隠されているという

オープンワールドサバイバルと聞くと早期アクセスで発売された“かつての期待作”の数々を思いだすところだが、『Young Die』はシングルプレイヤー専用のタイトルとして開発が進められている。YouTubeチャンネルGamesFinestが撮影したプレイ映像を見ると、むしろパルクール的なアクション要素が強いタイトルであることがわかる。オープンワールド、パルクールアクション、さらにサバイバルホラーの3つが融合した作品はめずらしく、どういったゲームに仕上がるのか今後の続報に期待したい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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