海外メディアPolygonは、複数の情報提供者から『Marvel vs. Capcom 4』が2017年に発売されるとの情報を得たと報じている。今週末に開催される「PlayStation Experience」にて発表される予定だという。同イベントでは『Street Fighter V』のCapcom Cup 2016トーナメント決勝戦も実施される予定で、発表の場としての可能性は十分にありえそうだ。
『Marvel vs. Capcom』シリーズは『Marvel vs. Capcom 3: Fate of the Worlds』をUltimate版を最後に沈黙している。2013年にはライセンスの失効でダウンロード版の販売が停止されており、噂が真実であればひさびさの登場はファンにとっても嬉しいところだろう。Polygonはここ最近の映画化されたマーヴェル作品などを挙げ、『Marvel vs. Capcom 4』は新旧のファンを巻き込む新たな門出のタイトルになると伝えている。
またこの噂が現実味を帯びているのは、ここ最近の小野義徳氏の一連の言動がそれを示唆していたからだ。小野氏は“PlayStation Experienceにて豪鬼が体験できる”と過去のイベントで予告したものの、国内メディア「ファミ通」のインタビューに対しては「(『Street Fighter V』に)豪鬼が出るなんて誰も言ってませんよ」とコメントした。『Street Fighter V』以外の作品に豪鬼が登場することを予告していたというわけで、それが『Marvel vs. Capcom 4』に繋がるのは確かにインパクトがあるアナウンスだ。
なおPlayStation Experienceは12月3日より開始予定で、当日催されるパネルでは3つの“未発表タイトル”が登場する予定となっている。