『闘神伝』シリーズがゲームアーカイブスにてPlayStation Store向けに本日配信。1990年代の名物3D対戦格闘ゲームが戻ってくる
株式会社タムソフトは11月21日、『闘神伝』シリーズをPlayStation Storeのゲームアーカイブスにて販売するとTwitter上で発表した。タイトルは『闘神伝』『闘神伝2 plus』『闘神伝3』の3作。配信時期は11月22日の本日となっている。対象プラットフォームはPS3/PS Vita(TV含む)/PSPで、ゲームアーカイブスであるため当然ではあるが残念ながらPS4は含まれていないようだ。
このたび、株式会社タカラトミー様よりライセンス許諾を受け、『闘神伝』『闘神伝2 plus』『闘神伝3』をPlayStationR Storeのゲームアーカイブスより配信する運びとなりました。
— Tamsoft Corporation (@tamsoft_corp) 2016年11月21日
配信日は11月22日を予定しています。
対応ハードはPS3、PSP、PS Vita、PS Vita TVです。
当時と変わらない白熱の超空間立体バトルをどうぞお楽しみください!— Tamsoft Corporation (@tamsoft_corp) 2016年11月21日
株式会社タムソフトは『閃乱カグラ』『ネプテューヌ』シリーズの開発元として知られる日本のゲーム開発スタジオ。『闘神伝』シリーズはかつてタムソフトがタカラ(現タカラトミー)のもと開発した3D対戦格闘ゲームシリーズである。1作目は1995年に発売され、以降はPlayStationとセガサターンを中心にシリーズ作が展開されていった。昨年20周年を迎えていた。
同時期といえば1993年に『バーチャファイター』、また1994年には『鉄拳』が登場した3D対戦格闘ゲームの黎明期。2D格闘ゲームの名残りも残す新規参入しやすいゲームデザイン、そしてキャラクターデザインに「ことぶきつかさ」氏を起用した同作は、セガサターンの『バーチャファイター』に対して初代PlayStationの『闘神伝』と挙げられることも多い。またシリーズ後期に落ち物パズルやボードゲームを展開し迷走していたことでも知られる。シリーズ最後の作品は1999年に発売された初代PS向け『闘神伝 昴』。2009年にはタイトルやキャラクター名が少し似た対戦アクション『闘真伝』がWii向けにタカラトミーから発売されているが、シリーズと直接の関連性はない。