『闘神伝』シリーズがゲームアーカイブスにてPlayStation Store向けに本日配信。1990年代の名物3D対戦格闘ゲームが戻ってくる

株式会社タムソフトは11月21日、『闘神伝』シリーズをPlayStation Storeのゲームアーカイブスにて販売するとTwitter上で発表した。タイトルは『闘神伝』『闘神伝2 plus』『闘神伝3』の3作。

株式会社タムソフトは11月21日、『闘神伝』シリーズをPlayStation Storeのゲームアーカイブスにて販売するとTwitter上で発表した。タイトルは『闘神伝』『闘神伝2 plus』『闘神伝3』の3作。配信時期は11月22日の本日となっている。対象プラットフォームはPS3/PS Vita(TV含む)/PSPで、ゲームアーカイブスであるため当然ではあるが残念ながらPS4は含まれていないようだ。

株式会社タムソフトは『閃乱カグラ』『ネプテューヌ』シリーズの開発元として知られる日本のゲーム開発スタジオ。『闘神伝』シリーズはかつてタムソフトがタカラ(現タカラトミー)のもと開発した3D対戦格闘ゲームシリーズである。1作目は1995年に発売され、以降はPlayStationとセガサターンを中心にシリーズ作が展開されていった。昨年20周年を迎えていた。

同時期といえば1993年に『バーチャファイター』、また1994年には『鉄拳』が登場した3D対戦格闘ゲームの黎明期。2D格闘ゲームの名残りも残す新規参入しやすいゲームデザイン、そしてキャラクターデザインに「ことぶきつかさ」氏を起用した同作は、セガサターンの『バーチャファイター』に対して初代PlayStationの『闘神伝』と挙げられることも多い。またシリーズ後期に落ち物パズルやボードゲームを展開し迷走していたことでも知られる。シリーズ最後の作品は1999年に発売された初代PS向け『闘神伝 昴』。2009年にはタイトルやキャラクター名が少し似た対戦アクション『闘真伝』がWii向けにタカラトミーから発売されているが、シリーズと直接の関連性はない。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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