オープンワールドJRPG『Edge of Eternity』6月8日正式リリースへ。壮大な物語がいよいよ完結

 

インディースタジオMidgar Studioは4月8日、『Edge of Eternity』を6月8日に正式リリースすると発表した。Steam早期アクセス配信が開始されてから2年半の時を経て、物語がついに完結する。また今年の末には、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S版もリリース予定。Game Pass入りも予定されているそうだ。なおゲームはすでに日本語に対応している。


『Edge Of Eternity』は、JRPGと呼ばれる日本のRPG作品群から強い影響を受けて開発されている、ファンタジーRPGだ。舞台となるのは、ヘリオンと呼ばれる大地。クリスタルの力を与えられた3国は、エネルギーを使い平和に暮らしていた。しかし、外部から突如現れた侵略者によって、世界は大きな打撃を受けてしまう。さらに「金属病」とよばれる感染症が流行し、患ったすべての生物が半有機体・半機械の怪物に変わってしまう混乱が続く。主人公となるのは、そんな動乱の最中にある母国への忠誠を誓った青年ダリオン。しかしダリオンのもとに妹のセレーヌから「母親が重病を患った」との手紙が届き、母の病を治すための冒険が始まっていく。
【UPDATE 2021/4/8 13:30】
「母の病を倒す」と表現していた誤字を修正

『Edge Of Eternity』では、広大なエリアを冒険する。ヘリオンの景観豊かな大地を踏みしめよう。シナリオについてはプレイヤーの選択によって物語が分岐していくシステムが採用されている。本作の戦闘では、ターン制バトルを導入。周囲の環境を用いながら、アタックや魔法、スキルなどを使い分けて敵の全滅を目指すわけだ。なおフィールドではシンボルエンカウント形式が採られている。


また、育成要素としてはキャラクターのレベルアップに加えて、武器のレベルアップシステムを導入。各武器にスキルツリーが存在し、レベルアップによって獲得したスキルポイントを使って、さまざまなアビリティをアンロックしていく。クリスタルのスキル付与なども組み合わさり、奥深い成長要素が実現されている。また光田康典氏が楽曲提供をおこなっており、日本ユーザーにとってもどこか懐かしい雰囲気が味わえるだろう。

正式リリースにあたっては、チャプターが新たに2章追加され壮大な物語が完結する。ダリオンとセレーヌの物語が終わりを迎えるそうだ。そのほか、新システムとして戦闘におけるスキャン要素が導入される。第1章に新たなクエストが追加されたり、0章のテキストやカットシーンが修正といった、既存のコンテンツにも改修が図られている。ロード時間にもテコ入れがなされており、遊びやすさも向上されるそうだ。


『Edge of Eternity』は、6月8日にSteamにて正式リリース予定。年末にはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けにも発売される。正式リリースを記念して、4月14日まで33%オフセール実施中。4月14日のセールが終わるタイミングで、ゲームの定価が24.99ドルから29.99ドルに引き上げられるので、今回のセールが同作を手ごろに手に入れる貴重なチャンスになるだろう。