巨大ロボットゴルフゲーム『100ft Robot Golf』PS4版が海外で発売開始。気になる国内発売について開発元に聞いてみた

アメリカ・シアトルのインディースタジオNo Goblinは10月10日、『100ft Robot Golf』を海外のPlayStation 4向けに発売した。価格は19.99ドル。本タイトルは10月13日発売のPlayStation VRにも対応する。

スポンサーリンク

『100ft Robot Golf』は、その名の通り100フィート(約30メートル)の巨大ロボットがゴルフをするゲームなのだが、ただ単にプレイヤーが人間からロボットに変更されたような内容ではない。ボールを打って次の地点まで自ら移動していく際に、ロボットたちがコース上にある建物などをクラブやミサイルで破壊することができるのだ。そうやってボールの前に立ちはだかる障害物を排除したり、対戦相手のショットを邪魔をしたりできる。ゴルフコースのロケーションには、ビルが建ち並ぶ街や月面、海底、日本のお城が建つ山岳地帯などある。

本作のマルチプレイは最大4人までのオフライン画面分割プレイ、あるいはオンラインプレイに対応している。プレイヤー全員がリアルタイムに同時プレイするモードや、一般的なターンベースのモード、プレイヤー独自のルールを設定できるモードがある。

一方のキャンペーンモードでは、90年代のロボットアニメ風に描かれたアニメーションを用いて、プロ・ロボットゴルフ・パイロットたちのストーリーを描いている。ちなみに登場するコーギー犬は開発者Dan Teasdale氏の愛犬がモデルだ。No Goblinは、HarmonixやTwisted Pixel Gamesなどで活躍したベテランTeasdale氏とPanzer氏を中心としたインディースタジオ。開発者同士の交友関係も広く、前作『Roundabout』では多数の開発者仲間が実写カットシーンに役者として登場した。そして今作ではUncle(リーゼントの男)の声を、Double Fineで『Massive Chalice』などを手がけたBrad Muir氏(現在はValveに所属)が担当しているという。

ロボットのカスタマイズには『Saints Row』とのコラボレーションも
ロボットのカスタマイズには『Saints Row』とのコラボレーションも

今回短いながら、No Goblinの共同設立者Dan Teasdale氏に直接お話を伺うことができた。

――まず単刀直入に、『100ft Robot Golf』の日本での発売予定はありますか?

Dan Teasdale氏(以下、Teasdale氏):
今回『100ft Robot Golf』を絶対に日本で発売したいと思っていて、現在日本のソニーと話をしているところです。近いうちに良い知らせをお届けできるといいのですが。

――では日本での発売時期の見通しはありますか?

Teasdale氏:
それは基本的に手続きの流れ次第です。日本のPlayStation Storeで発売できるという承認をいただき次第、ということです。もしアメリカやヨーロッパのSony Entertainment Networkアカウントをお持ちであれば、海外版を購入することができますよ。もちろんこれは理想的な方法ではありませんが、今すぐにゴルフコースに出たいという方への選択肢ではあると思います。

発売を祝うPlayStation公式Twitter
発売を祝うPlayStation公式Twitter

――その他のプラットフォームでの展開についてはいかがでしょうか。PCやXbox One、Wii U、はたまたNXとか……(発表トレイラーには「PS4 Console Debut(コンソール版はPS4先行)」と表記されていた)。

Teasdale氏:
我々はたった二人のスタジオですから、まずはPlayStation 4版を発売させることに集中してきました。将来的にはより多くのプラットフォームに対応させたいですが、それは今回発売したPlayStation 4版の反応を見てから、とことになります。

――最後に、カットシーンのアニメーションがすごくカッコ良くて、日本人も気に入るだろうなと思いました。影響を受けた特定のアニメ作品などはありますか?

Teasdale氏:
『エヴァンゲリオン』と『ガンダム』からの影響は大きいです。(ゲーム中には「NERV」をパロディしたチームも出てきますよ)。ゲームからは他にもたくさんのアニメからの影響を感じられると思いますので、ぜひ皆さんに探していただきたいですね。

――ありがとうございました

No Goblinの前作であり処女作『Roundabout』は、スピンし続けるリムジンを運転するユニークなアクション・ドライビングゲームだった。そして今回の『100ft Robot Golf』も、ただのゴルフゲームでは終わらない奇抜なアイデアが満載で、インディーデベロッパーとしての自由を謳歌しているように見える。

No Goblinは『Roundabout』でも日本語版の発売を希望していたそうだが、レーティングなどの手続きやローカライズコストの問題で結局かなわなかったという。しかし今回のミニインタビューをご覧いただいた通り、現在No GoblinはPlayStation 4版『100ft Robot Golf』の国内発売に向けて取り組んでおり、実現すれば同スタジオ初の日本語版タイトルということになりそうだ。その時を楽しみに待ちたいと思う。

003

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog