スクウェア・エニックスは6月2日、『FFVII REMAKE』公式Twitterアカウントにて『ファイナルファンタジーVII リバース』の開発状況を報告。同作は「発売時期を調整している段階である」と告知した。
第一作目である『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、PS向けに発売された『ファイナルファンタジーVII』をベースにしながら、ゲームそのものを再創造した作品。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースになっている。オリジナル版では見下ろし視点で描かれたフィールドも立体的に作られるなど、大規模にゲームをリメイクした作品だ。
同作ではミッドガル脱出までの物語が描かれた。つまるところ、ストーリーは未完結で続きがある。またリメイク版はオリジナル版とストーリーも一部異なっており、続編でもオリジナルからストーリーが変化することが示唆されていた。そして2022年6月に、『ファイナルファンタジーVII リバース』が発表。リメイクシリーズは三部作であり、開発中の新作が二作目であることが告知された。その時点で発売時期は「来冬」とされていた。年が変わり春も終わり、その“来冬”が近づきつつあるわけだ。
まだ1年ほど続報がない状態であったが、公式Twitterアカウントよりコメントが伝えられた。プロデューサーである北瀬佳範氏によると、制作は順調に進行しており、発売時期を調整している段階だという。スケジュールを具体的に決める段階ということは、完成が近付いているということでもあるだろう。
なおオリジナルの『ファイナルファンタジーVII』では、ミッドガルを脱出したタイミングで、広大なワールドマップに飛び込み、世界を探索することになる。いち都市から離れ、より大きな場所を舞台とするわけだ。『ファイナルファンタジーVII リバース』にてそうしたワールドマップが出てくるかは不明であるが、一作目よりもスケールの大きな冒険になりそうである。
今回の北瀬氏のコメントは、開発者コメント①とされている。つまり②や③があるということだろう。6月はゲームイベントシーズンというところで、『ファイナルファンタジーVII リバース』の続報にも期待がかかる。
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS5向けに今冬発売予定だ。