バトルシェフアクション 『BATTLE CHEF BRIGADE』

毎週筆者が見惚れた開発中のインディーゲームをピックアップしてゆくIndie of the Week。やや期間が空いたが、今回は『Reflex』と『BATTLE CHEF BRIGADE』を紹介する。

 

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ザ・オールドスクールのアリーナFPS

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タイトル: 『Reflex
ジャンル: アリーナFPS
開発: Turbo Pixel
発売日: 2016年12月

Epic Gamesによって開発が進められている『Unreal Tournament』最新作や、Cliff Bleszinskiが先日アナウンスした『Blue Streak』など、ここ最近アリーナFPSがなにかと話題になっている。『Reflex』は、そんなアリーナFPSの黄金期の作品たちをド直球なまでにトリビュートしたタイトルだ。オールドスクールかつハイペースな、90年代のアーケードFPS再誕をテーマとしており、120fpsで動作することを目標としたゲームエンジンの開発もおこなっている。高速マッチメイキングにLANサポートや高品質なBot、インゲームのリプレイエディタにトレーニングとコーチ機能など、基本的な機能をハイクオリティにしつつ、かゆいところにも手がとどくようなフィーチャーが魅力だ。アリーナFPSが好きなユーザーならば60fpsのトレイラーを見ただけでその魅力が十分につたわるだろう。

ほかのアリーナFPSタイトルに見られないところとしては、今後拡張される予定のフィーチャーにシングルプレイヤーやCo-op要素が挙げられている点がある。協力プレイ対応のキャンペーンや「Meat vs Machine」と題されたWaveタイプの対AIモードなどが搭載される予定で、対戦だけではないFPS作品として間口を広げている。現在は36万ドルの開発資金獲得を目指しKickstarterにて支援を募っている。

 


料理バトルアクション

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タイトル: 『BATTLE CHEF BRIGADE
ジャンル: 料理バトルアクション
開発: Trinket Studios
発売日: 2016年

クッキングファイター好』…のトリビュート作かどうかは言及されていないものの、アクションと料理シミュレーションを組みあわせたジャンルに新たな刺客『BATTLE CHEF BRIGADE』が登場している。開発はシカゴのTrinket Studios。かつて北方の護衛官として働くなか、餓えをしのぐためモンスターを狩り調理する技法を覚えた者達がいた。彼らはいつしか徒党を組むようになり、戦い料理する調理人たち「バトルシェフ旅団」と呼ばれるようになった。プレイヤーはこのバトルシェフ旅団の一員を操作し、料理トーナメントで優勝することを目指す。

実際のゲームプレイは横スクロールアクションでモンスターたちを狩り、集めた食材をキッチンで調理する流れになる。ただ単純に横スクロールアクションと料理のテーマを合体させただけではない。たとえば手に入れた食材でモンスターを餌付けすることで、ほかの食材を得るといったシステムが組み込まれている。キッチン内でもスペルを使用した調理、作った料理を自身が食べてヘルスとマナを回復するなど、狩りと料理が独立せずそれぞれ相互に融合しているのが魅力だ。

 


今週のピックアップは『BATTLE CHEF BRIGADE』

「狩り」と「料理」のテーマを中心に戦闘やスペル、手に入れたアイテム(食材)などをプレイヤー側が組み立ててゆくデザインが魅力的だ。トーナメントを勝ち進む中でプレイヤーの操作する調理人の調理道具やスキルをアップグレードさせるRPG要素もあり、日本人好みのアートワークや調理バトルというテーマのインパクトに負けないゲームの構造が目標とされている。現在Kickstarterにて3万8000ドルの獲得を目指しており、期限まで10日以上を残して6万ドルを超える支援が集まっている。

 

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Shuji Ishimoto
初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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