「パワーストーン」や「カスタムロボ」から影響、3Dアリーナ対戦アクションゲーム『Combat Core』
発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆくIndie of the Week。第105回目は、『Combat Core』を紹介する。本作はアリーナ型の対戦3Dアクションゲームだ。最大4人のプレイヤーが1アリーナ上で戦う作品であり、1990年代から2000年代初期に登場した『パワーストーン』や『カスタムロボ』などの作品から影響を受けている。
プレイヤーは8人のキャラクターか自身がカスタマイズしたキャラクターから1人を選択し、斜め見下ろし視点のアリーナ上で戦いを繰り広げる。基本的に各プレイヤーは3ストックを有しており、3度体力が無くなれば負けというルールだ。4人でのバトルロワイヤルだけでなく、1vs1のタイマンマッチやチーム戦形式でもプレイすることができる。
開発陣は本作を、『パワーストーン』シリーズのようなフリーローミングの3D移動、アイテムの争奪戦、インタラクティブなエリアがある作品だと説明する。さらに『Dead or Alive』および『ソウルキャリバー2』の攻撃や掴み、パリィといった戦闘システムがここに加わる。『カスタムロボ』や『レッスルマニア2000』および『WWF No Mercy』のようなキャラクターカスタマイズ、『ドラゴンボールZ』に影響を受けたというエネルギーベースの攻撃システムと高速戦闘も採用されている。
多数の作品から影響を受けている作品だが、基本的なバトルシステムや操作方法はそれほど複雑ではない。「軽攻撃」と「重攻撃」のほか、エネルギーを消費する強力な「コアアタック」と、敵の攻撃を防ぐ「コアシールド」を駆使してプレイヤーは戦う。アリーナ上にはエネルギーオーブが出現し、これを多く取得すればエネルギーの回復速度が上昇する仕組みだ。敵に攻撃を受けるとエネルギオーブは操作キャラクターから放出され、辺りに散らばってしまう。
このほか『パワーストーン』に習って、剣や盾、銃などの武器がアリーナ上には出現し、それらを拾って攻撃したり、相手に投げつたりすることもできる。敵を遠くへ吹っ飛ばす「投げ攻撃」や、投げられたアイテムを掴み取る「パリィ」などの攻撃手段も存在する。
『Combat Core』はSteam Greenlightをすでに通過しており、Steamでの配信が決定している。現在はKickstarterにて3万ドルの獲得を目指すクラウドファンディングを実施中だ。リリースは2016年Q1を予定している。Indiegogoでは体験版も配信されている。