マップを大胆にズバッと切断&スライドさせるパズルゲーム『Splitter Critters』が開発中

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発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第315回目は『Splitter Critters』を紹介する。

カナダのインディースタジオRAC7がパズルゲーム『Splitter Critters』を開発中だ。本作は今年4月に開催されたゲームジャムイベントLudum Dareにて同スタジオが制作したゲームを元に発展させている。イベント後にはSteam Greenlightにも登録され、すでにSteamでの販売も決定している。

Ludum DareにはThe Compoという48時間以内にゲームを制作する部門と、The Jamという72時間以内にゲームを制作する部門がある。前者は一人だけで制作し、後者は何人で制作してもかまわない。両部門ともにイベント開始時に発表されるテーマに沿ったゲームを制作する。そしてイベント終了後に参加者が各ゲームを評価して、その平均点によって順位が決まるという流れだ。

RAC7が参加したLudum Dare 35のテーマは「Shapeshift(形状変化)」だった。彼らが制作したゲームはThe Jam部門で総合2位になるなど高く評価され、このアイデアには可能性があると感じた彼らはすぐにフルバージョンの開発にとりかかったそうだ。

『Splitter Critters』のルールはシンプルで、Critterと呼ばれる宇宙人のような青色・黄色・赤色の生物をUFOまで導くことだ。しかしその道は途中で途切れていたり大きな段差があったりして、Critterたちはそのまま歩いていてはたどり着けない。そこでマップを「Shapeshift(形状変化)」させるのだ。

プレイヤーはまずマップ上の好きな位置をクリックしてから、好きな方向にドラッグして“線”を置く。するとその線を挟んだ片方のマップをつかんでスライドさせることができるようになる。たとえば段差の境目に線を垂直に置いて段差の高い方を引き下げる、あるいは低い方を引き上げて、段差をなくしてしまうことができるのだ。そうやって道をつなげると、UFOのある場所までCritterたちが歩いていきステージクリアとなる。この線は同時に3本まで置くことができて、線同士を交差させることも可能だ。もし間違って置いてしまった場合は、最後に置いた線から順番に取り消すことができる。

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Critterは青色・黄色・赤色の3種類いるが、それぞれに特徴がある。いずれも自動的に歩いているが、そのスピードは赤色がもっとも速く、青色・黄色と続く。そして青色と赤色は道が途切れていると引き返すが、黄色だけはそのまま飛び降りてしまう。また、ステージよっては灰色のRuffianと呼ばれる生物も登場する。これはいわゆる敵キャラクターで、CritterがRuffianにぶつかるとステージ失敗になってしまう。しかし、一番歩くのが速い赤色のCritterだけはRuffianにぶつかっても平気で、逆に体当たりでRuffianをやっつけることができるのだ。こういったそれぞれの特徴を利用しつつ、マップのどこを切ってどうスライドさせるかに頭をひねるパズルゲームというわけだ。

『Splitter Critters』はPC/iOS/Android向けに開発中で、2016年末には発売したいとしている。RAC7のプログラマー/デザイナーJesse Ringrose氏は自身のTwitterアカウントで本作の開発状況を報告しており、ゲームに新たに追加される要素やデザインの変遷などが確認できる。公式サイトではLudum Dareで制作したプロトタイプのWeb版がプレイ可能になっており、Steamページの概要欄ではWindows/Mac版クライアントも配布しているので一度試してみてはいかがだろうか。

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