「牧場物語」的な農業タウンライフRPG『Staxel』が開発中、広大なファンタジー世界で自由気ままに暮らす

発売前や発表されたばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆくIndie Pick。第187回目は『Staxel』をピックアップする。

発売前や発表されたばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆくIndie Pick。第187回目は『Staxel』をピックアップする。本作は農業要素を盛り込んだタウンライフRPGだ。ボクセルチックなビジュアルは『Minecraft』を想起させるが、むしろ『牧場物語』シリーズに近いタイトルだといえるだろう。プレイヤーは町の住人として『Staxel』の世界に降り立ち、農作物を育てたり、森のなかを探索したりと自由気ままな生活を送ることになる。

自由気ままな農業ライフ

『Staxel』のワールドは何種類かのバイオームを元に自動生成にて生み出される。プレイヤーは自身の庭園で農作物を育て、様々なクラフトスキルを身につけ、町の人々と交友関係を築いていく。自由に世界を探索することができ、草花や昆虫など様々なアイテムを収集することが可能だ。ほかにも宝物を求めてダンジョンに潜り込んだりと、多くのプレイ要素が『Staxel』には存在する。

『Staxel』の特徴の1つが、ゲーム中にさまざまなNPCが登場する点だ。森のエルフや地下から出てきたモグラ、海を渡ってやってきたサボテン人間などいろいろなNPCが登場し、プレイヤーは彼らと友好関係を築いてアイテムを取引したり、独自のアクティビティに参加したりすることができる。複数の種類の昆虫や魚類、バイオームを我が物顔で歩き回る巨大なクリーチャーなどの動物NPCも存在するという。

『Staxel』は2016年内に早期アクセスにてリリースされ、その後さまざまなコンテンツや要素が追加されていくとのことだ。すでにSteam Greenlightを通過しており、Steamでの配信が決定している。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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