澄みわたるオープンワールド『Skyclimbers』開発中。自動生成マップで王国を建設し、属性を使いこなそう

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発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たこと無いような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第680回は、透明感あるグラフィックが目を引くオープンワールドゲーム『Skyclimbers』を紹介しよう。2021年第2四半期にPC/Mac版(Steam/Epic Gamesストア)、同年第4四半期にXbox/Nintendo Switch版をリリース予定。また本作は字幕とインターフェースが日本語に対応している。早期アクセス配信期間は1〜2年をめどとしているとのこと。
 

 
『Skyclimbers』は、美しい自然の中で王国を築き上げるシティビルディングゲームだ。プレイヤーはまず、3つのクラスからひとつを選択。剣を扱うパラディン・杖で戦うメイジ・弓の名手レンジャーなど、異なるスキルツリーと戦略性をもったキャラクターをセレクトすることになる。クラスごとにロードアウトが設定されており、必殺技や装備、スキルをカスタマイズすることができる。またゲーム内には「マグマ」「ガイア」などの属性が存在し、プレイヤーの戦闘にも影響を及ぼすようだ。

本作での拠点建設はリアルタイムに基づいて進行するという。木を伐って材木を手に入れ、採鉱におもむき石材を入手しよう。本拠地を拡充していくと、やがて住民が住み着くようになる。作中の通貨や資源を管理し、王国を栄えさせることが目的になるという。都市建設ゲームではあるものの、本作はひとつところに留まることをプレイヤーに許さない。自動生成で無限に広がる、緑鮮やかな大地が探索へと誘うからだ。崖上りや乗馬といった、さまざまな手段で世界を駆け巡ることが可能。青々と茂る広葉樹の森や、枯れ木立ち並ぶ火山地帯の荒野など、多彩なロケーションでさまざまな動物相や植物相を目の当たりにできる。各地には、古代の謎に迫る秘密も隠されているそうだ。
 

 
本作はプリミティブな自然の景色が広がるだけでなく、人工の都市も登場。開発者ブログでは、ドラコニアン王国とその周辺の環境も紹介されている。高い城壁に囲まれた中心都市「ヒノマチ(Hi no Machi)」は多くの人で賑わっており、選択肢を通じた会話ができるとのこと。さらにドラコニアンのキャラクターは、クラスにかかわらず火属性を帯びることになる。立ち回り次第で有利にもなるが、ドラコニアンには耐火属性をもつ獣の敵「オカミト」が出現するため注意が必要だ。危険な敵と遭遇したら、食料を的に入れるハンティングのチャンスでもある。単独で仕留めるのもいいが、兵舎を作れば集団を率いて王国を守ることもできるようだ。さらに、獣を仲間として手懐けることも可能。属性ごとに異なるモンスターが存在し、それぞれ進化の系統樹があるという。

本作はもともと2019年のリリースを目標としていたが、旧型ゲームエンジンによる設計などを一掃し、大規模改修に着手。マップは20倍の広さとなり、昼夜や気候変動などダイナミックな表現が可能となった。2020年の病禍に苛まれながらも、ようやくアルファ版クローズドテストにこぎついたかたちだ。現在はKickstarterにてキャンペーンページの開設を準備中。クラウドファンディングの出資者リワードには割引された製品コードやアルファ版のアクセスコード、コンソール版のコードが含まれるという。
 

 
本作の早期アクセス配信開始は今年の第2四半期を予定しており、早期アクセス配信期間は1〜2年を予定しているとのこと。拠点建設・サバイバル・協力プレイ・都市管理・クラスシステムといったコア部分を体験できる内容となっているそうだ。正式リリース時にはより多くの建物・設計図・AIタイプ・クラス王国が実装される予定。その際には40%程度の値上げが見込まれているため、気になっている人は早めに手を出すのが吉だろう。Steamページはこちら

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