呪われた地下鉄車両を進むホラーゲーム『TRAIN 113』開発中。デモ版がitch.ioにて配信

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発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たこと無いような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第670回は『TRAIN 113』を紹介する。

インディーデベロッパーのWake Up Gamesは8月12日、『TRAIN 113』のデモ版をitch.ioにてリリースした。ユーザーがゲームの価格を決める「Name your own price」形式で配信されている。同作は閉鎖された空間内での演出を重視したホラーゲームだ。


『TRAIN 113』は現在開発中の一人称視点ホラーゲーム。地下鉄列車の中で目を覚ました主人公が、先頭車両へ向かって進んでゆく。薄暗い列車の中には主人公のほかには人が見当たらない。事情も分からず地下鉄列車に放り込まれたプレイヤーは、とりあえず前に進むほかないのだ。列車には不気味な儀式が執り行われた跡がある。魔法陣や人骨でつくられた逆十字など、奇怪なオブジェクトを見かけるだろう。さらに列車の中にいるのは主人公だけではないようだ。天井を這う人型や女性の幽霊など超常現象がプレイヤーを襲う。壁には血文字で「彼女は暗闇が好き」と書かれている。列車を進んだ先になにが待ち受けるのだろうか。

演出重視のホラーゲームであり、Unreal Engine 4によるフォトリアリスティックなゲーム画面も特徴的な作品となっている。基本的には列車の中をまっすぐ前に進むことでゲームが進行する。デモ版のプレイ時間は長くて15分くらい。短いデモ版ではあるがエンディングは複数用意されており、攻略も楽しめるはずだ。


車両間のドアはロックされていることもあり、その時はちょっとした謎解き要素もある。テープで封印されたドアがあったら、カッターを探してきてテープを切って開けるといった具合だ。照明のスイッチのON/OFFを操作するギミックもあり、こちらもゲームの進行に関わってくる。光の中に入れば霊に襲われない。逆に闇の中では普段見えないアイテムを見つけることができるだろう。ただしアイテムのハイライトは見づらいので目をこらさないといけない。

本作を開発しているWake Up Gamesは、ドイツのベルリンに住むVincent氏が個人で運営するデベロッパーだ。Wake Up Gamesの最初の作品『Half』は、悪魔に憑かれたアパートから脱出するゲームだった。次にデモ版として、18世紀のペストが流行するベルリンの街で、ペスト医師から逃げる『Plague』をリリースしている。

最新作となる『TRAIN 113』は、これまでの作品より演出や技術において洗練された作品となっている。恐怖演出は前2作の方法を受け継ぎつつより凝ったものになった。お化けが追いかけてきて画面が暗転。実は幻覚だったというようなオーソドックスな演出も、丁寧に描かれている。ステージの作りこみやモデリングなども磨きがかかり、過去作のような粗削りさはない。完成度が年々高くなっているのだ。


高品質なホラーゲームとして仕上がりそうな『TRAIN 113』は、itch.ioにてデモ版が配信中だ。製品版のリリース時期は未定。対応言語は英語とドイツ語となっている。Patreon支援者には、週ごとに『TRAIN 113』最新版が配信されるという。

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