最大1000人で戦う基本無料バトルロイヤル『Mortal Royale』など最近紹介した開発中のインディーゲームをまとめるWeekly Indie Pick

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で取り上げたタイトルをおさらいする企画。今回は2018年8月3日(金)から9月7日(金)の間に紹介したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で取り上げたタイトルをおさらいする企画。今回は2018年8月3日(金)から9月7日(金)の間に紹介したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

今回注目したいのは、『Mortal Royale』。中世ファンタジー世界を舞台に、最大1000人で戦うバトルロイヤルゲームだ。一人称視点で、剣術・魔法・弓矢などを用いて、生き残りを目指して争う。本作を開発しているのは、スウェーデンのインディースタジオStar Vaultは、MMORPG『Mortal Online』を運営しており、大人数対戦ゲームを運営するノウハウもありそうだ。

 

Meeple Station

『Meeple Station』は宇宙ステーションを管理するシミュレーションゲームだ。本作は、『Dwarf Fortress』や『RimWorld』といった作品から影響を受けているという。舞台となるのは、宇宙に漂うステーションだ。ここに住んでいるのは、人間ではなく謎の生き物Meeple。このMeepleは人間ほど賢くなく、些細なトラブルですぐに死んでしまう。しかしながら、彼らは今日を精一杯生きている。プレイヤーはMeepleたちに指示を与え、過酷な宇宙ステーション生活を乗り切るのだ(紹介記事)。

 

Prison Simulator

『Prison Simulator』はその名のとおり、刑務所を舞台としたシミュレーターだ。こう聞くと囚人として脱獄する作品を彷彿とするかもしれないが、プレイヤーは囚人ではなく刑務官となる。いわば破られる側となる。刑務官は昇進が決まっており、監獄(監視)生活も残すところ1か月。しかし、勤務終了日が近付くにつれて逆風が強まっている。罪深き囚人たちに厳しく、そして時に優しく接しながら“終わりの日”まで持ちこたえよう(紹介記事)。

 

Mortal Royale

『Mortal Royale』は中世ファンタジー設定の一人称視点バトルロイヤルゲームである。最大1000人のプレイヤーが、時間経過と共に縮小する嵐の目にとどまりながら、剣術・魔法・弓矢などを使って最後の生き残りになるまでしのぎを削る。ときには乗馬戦で決着を決めることも。武器・防具・魔法の呪文は現地調達となっており、武器の組み合わせは数百通り。防具は21種類、呪文は60種類用意される予定である。当たり判定の入念なチューニング、防具によるダメージカットなどを含む、奥深い戦闘システムを目指されているとのことだ(紹介記事)。

 

Mad Tower Tycoon

『Mad Tower Tycoon』は、高くそびえる「ビル」を管理するシミュレーションゲームだ。ビルには賃貸オフィスや家、ショップなどさまざまな施設が入っている。プレイヤーは、とにかくいろんな施設を設置可能。レストランや映画館、そして動物園、地下ガレージまで揃えることができる。どのようなビルに仕上げるかはプレイヤー次第。魅力的なビルを作りながらも収益化を進め、六つ星ビルを目指すのだ。なお、『Mad Tower Tycoon』を手がけるEggcode Gamesは、ゲーム開発シミュレーション『Mad Games Tycoon』の開発元である(紹介記事)。

 

SpaceBourne

『SpaceBourne』は宇宙を舞台にしたRPG要素のあるスペースシムだ。メインストーリーは存在するものの、どのようにプレイするかはプレイヤーに委ねられている。未知の星系を求めて広大な宇宙を放浪するも良し、バウンティハンターとなって賞金首を狩るも良し。あるいは海賊として商船を襲撃したり、基地を構えて自らの軍隊を組織することもできる。異星人同士の戦争に加担し、特定の勢力を勝利に導くことすら可能だ。本作の主人公は、かつて「司令官」と呼ばれていた男。2029年、宇宙人の襲来によってもたらされた不治の病は地球全土を襲い、やがて宇宙人との戦いで唯一勝利を重ねていた司令官も病に倒れてしまう(紹介記事)。

 

Buoyancy

『Buoyancy』は陸地が水没し、海上生活を余儀なくされた人々のために海上拠点を築き上げていくシティビルディングゲーム。海を漂うガラクタを寄せ集め、資源を管理し、食料生産や病気のケアを続けながら快適な生活環境を整えていく。トタンを土台がわりにつなげていき、拠点ごと航海したり、嵐から逃れたり、海賊の襲撃から身を守ったりしながら住処を拡大していくのだ。海上ジャンクタウンでは、物資調達・リサイクル・精錬・釣り・潜水など機能別に分けられた施設を建てていき、住民たちに働いてもらうことになる(紹介記事)。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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