コンピューターを普及させていくシミュレーション『Computer Tycoon』など今週紹介した開発中のインディーゲームをまとめるWeekly Indie Pick
「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年10月6日(金)からとんで10月20日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。
今回注目したいのは『Computer Tycoon』。『Computer Tycoon』はコンピューター産業の歴史を追体験する経営シミュレーションゲームだ。10月12日よりすでにSteamにて配信されている。マーケティング畑の人が開発したタイトルということもあり、ルールを理解するには時間がかかるが奥深さがあるとSteamレビューで評されている。将来的には多言語対応を予定しているので、一度チェックしてみてほしい。
サーラスクラフト
『サーラスクラフト』は、『マインクラフト』のようなクラフトゲームと『EverQuest』のようなファンタジーRPGという、ふたつのジャンルをつなぎあわせるべく開発されているタイトルだ。『サーラスクラフト』の特徴は広大な世界。フィールドでは、48キロメートルにわたる景色を見渡すことができるという。開発を手がけるのは個人開発者Kyle Postlewait氏だ。アメリカ・シアトル出身で、現在日本の群馬に住んでいるというKyle氏は、日本で5年以上本作の開発および研究を進めているという。(紹介記事)
Hell Let Loose
『Hell Let Loose』は第二次世界大戦をベースにした、リアル志向の1人称視点ミリタリーシューターである。プレイヤーは6人小隊の一員として、50対50の大規模戦に参加する。重々しい戦車が戦場を制圧するなか、兵站線を構築して前線に物資を送り込んだり、どこに人員を割くのか管理したりといった、ストラテジー要素が絡んでくるのが特徴。戦争の歯車として、激しい交戦のなかに身を挺する兵士たち。彼らが生み出す、計画された混沌を再現しようと挑戦しているのが『Hell Let Loose』である。(紹介記事)
Computer Tycoon
『Computer Tycoon』はコンピューター産業をテーマとした経営シミュレーションゲームだ。舞台となるのは1970年代。コンピューター革命がまさしく始まりつつある時代で、ハードウェアを見積もり、OSを開発し、インフラストラクチャを整えて、この世にコンピューターを流通させていく。コンピューターの歴史とともに、1970年代から2030年代までの目まぐるしい発展とともに産業の頂点を目指そう。開発チームは本作を「grand strategy game(壮大な戦略ゲーム)」と呼んでおり、小さな会社を経営しながらも、世界の産業の動きを観察できる。(紹介記事)
Lenin
『Lenin』はライオンが主役のRPGだ。この主人公ライオンLeninはただのライオンではなく、物珍しい「アルビノライオン」。世界でたったひとりの存在であるLeninは、仲間がいないがゆえに内気な性格であり、学校ではいじめられ、母親から疎まれるうちにうつ状態に陥ってしまう。『Lenin』は『MOTHER』といった名作や近年のインディータイトルから影響を受けているという。(紹介記事)