自慢の宇宙戦艦をカスタムして戦う『Between the Stars』開発中。『FTL』の影響を色濃く受ける宇宙ローグライク

 

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第473回目は『Between the Stars』を紹介する

『Between the Stars』は大宇宙を舞台としたローグライクゲームだ。惑星と惑星の間の星の海にて、宇宙艦を相手に火花を散らす。最終目的は、外界からの侵攻を受け危機的状況にある共和国へとたどり着くこと。さまざまなイベントの荒波に揉まれながら、クルーを集め、装備を買いアップグレードすることで戦艦を強化し、母国の危機を救える強さを身につけていく。一度撃沈してしまうとクルーとは二度と会えず、同じ船には二度と乗ることは出来ない。

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本作は、評価の高い2D宇宙ローグライク『FTL: Faster Than Light』から強い影響を受けており、ゲームプレイ自体も「とても似ている」とのこと。具体的には、マップは遊ぶたびに自動生成され、移動するたびに新たなイベントが発生するという。イベントやイベント内の選択によってクルーのレベルや、艦内の雰囲気や戦艦の「運」パラメータが大きく変化する。戦艦の全体のステータスや所持金、装備にも影響があるとのこと。クルーにはそれぞれ特徴があり、キャプテンを任命することでその個性は特に顕著になるようだ。

戦闘中はエネルギーの分配やスキルの使用のほかに、戦艦自体を動かすこともできるという。どの程度動かせるかはわからないが、ただ見ているだけでない、多少のアクション要素も要求されそうだ。戦闘用の装備は一度使うとクールダウンが必要になる。クロークアーマーや核ミサイル砲などさまざまな装備を用いて難所を突破していこう。

舞台設定やゲームシステムは、開発元が公言するように『FTL』にかなり似ている印象だ。一方で、Unityで描かれる美しいグラフィックと派手なビジュアルは、本作ならではの魅力だろう。自慢の巨大戦艦が火花を散らす姿を、ながめてみるのも楽しそうだ。

開発元のIsolated Gamesは、スペインのバルセロナに拠点を構えるインディースタジオだ。公式サイトでスタッフのプロフィールなどを公開しておらず、謎は多い。対応プラットフォームはPC(Steam)で、発売日なども不明。公式Twitterでは頻繁に動画を公開しているので、気になる方はこちらをチェックしてみてほしい。