基本無料のMMOゾンビサバイバル『Dead Maze』開発中。不死者たちがはびこる世界に、生存者たちが協力して立ち向かう

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第463回目は『Dead Maze』を紹介する。フランスのインディーデベロッパー「Atelier 801」は、『Dead Maze』を開発中だ。

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第463回目は『Dead Maze』を紹介する。フランスのインディーデベロッパー「Atelier 801」は、『Dead Maze』を開発中だ。同作はゾンビの大量発生により文明が崩壊した世界を舞台とするMMOタイトル。プレイヤーはほかの生存者たちと協力しつつ、不死者がはびこる世界を進み、食料や武器などを調達していく。なお、同作はFree-to-Playタイトルとして展開される予定となっている。

『Dead Maze』は斜め見下ろし視点で描かれる2Dアクションタイプの作品となっており、ハック&スラッシュ風のゲームシステムを採用しているという。ゲーム内では500種類以上のアイテムを武器として装備することができ、効果的であるかどうかは別として、たとえば“古いくつした”や“テディベア”でもゾンビと戦うことができるそうだ。またこれらの武器には耐久度も設定されており、消耗した場合にはリソースを手に入れるため分解するといったシステムも用意されている。

映像を見ると、多数のゾンビと4人のプレイヤーが同画面上に登場する様子が確認できるだろう。開発の「Atelier 801」は、現在までブラウザ向けのマルチプレイヤーゲームを複数開発してきたスタジオ。ネズミたちが協力してチーズを運ぶ『Transformice!』など、多人数のプレイヤーが参加する2Dアクション型の作品を手がけており、『Dead Maze』でもその経験は活きていそうだ。

このほか、サバイバル的な要素としては「飢え」「渇き」「疲労」といったステータスが用意されており、探索をはじめる前にこれらを管理する必要がある。クラフトレシピを見つけて装備を強化したり、自身のキャンプにさまざまな家具を用意したりといった要素も存在している。このほかMMOということもあって、多数のプレイヤーが交流できるコミュニティハブも用意されている。

『Dead Maze』は2018年初旬にリリース。対象プラットフォームはPC/Mac/Linuxのほか、ブラウザーゲーム上でも登場予定となっている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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