ロボットを使い農場を自動化するSLG『Autonauts』など今週紹介した開発中のインディーゲームをまとめるWeekly Indie Pick


「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年7月28日(金)からとんで8月11日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

今回注目したいのは『Autonauts』。本作はアナログな農場にてロボットの自動をはかることで発展させていくというシミュレーションゲームだ。緻密にプログラムを組み、住民たちに食料を供給していくのだ。本作はitch.ioの「Top Seller」カテゴリに常に上位に位置づけており、その人気と期待の高さがうかがえる。発売はまだまだ先のようであるが、リリースを楽しみにしたい。

Autonauts

『Autonauts』は労働ロボットたちをプログラミングし農業の自動化を図ることで、自分で働こうとしないぐうだらな住民に食料と住処をあたえる、Unity製のシミュレーションゲームである。開発を担当しているのはスコットランドのデベロッパーDenki Games。彼らによると、『Factorio』ほどにはハードコアではなく、かつ一味違ったプレイ体験ができる作品を目指しているとのことだ。プレイヤーが操作するのは、全世界にオートメーションの力を届けるという使命のもと活動する「Automationauts」のひとり。最初は手ぶらの状態からスタートするため、自ら汗水を垂らす必要がある。(紹介記事

Jettomero

『Jettomero』は『Proteus』や『Journey(風ノ旅ビト)』のように、ゲームの攻略よりもプレイ体験にフォーカスするアドベンチャーゲームだ。プレイヤーはどこか頼りない赤色の巨大ロボット「Jettomero」を操作し、銀河に迫りつつある未知の脅威から人類を守ることを目指す。巨大ロボットとなったプレイヤーは、惑星上を歩き回って燃料を見つけ出し、さらに別の惑星へと向かうことになる。惑星から惑星へと向かう際には宇宙を飛ぶことになり、この時にワームホールを発見すると、それを通じて別の星系へと移動することができるという。(紹介記事

Moons of Madness

『Moons of Madness』は作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの作品から影響を受けたサイコロジカル・SFホラーゲームだ。本作の舞台は、地球から遠く離れた火星。主人公のShane Newehartは、火星に初めて設置された科学研究ステーションTrailblazer Alphaで活動する宇宙飛行士だ。プレイヤーはこの研究施設の内外で超自然現象に遭遇し、そしてNewehartの心の中にわき起こる葛藤を体験することになる。火星での活動を描く本作では、NASAやSpaceX社の研究成果を丹念に調べたうえで開発されており、そこにラヴクラフトのコズミックホラー作品から影響を受けた物語性や環境、ゲームプレイを組み合わせているとのこと。(紹介記事