すべてのドットに物理演算を導入する2D探索『Noita』など今週紹介した開発中のインディーゲームをまとめるWeekly Indie Pick

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年7月21日(金)から7月28日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年7月21日(金)から7月28日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

今回注目したいのは『Noita』。『The Swapper』を手がけたOlli Harjola氏を含むフィンランドのベテランチームが制作する2D探索アクションゲーム。すべてのドットに物理演算を搭載するという独自エンジン「Falling Everything Engine」を搭載しており、爽快感と美しさを楽しめる冒険が期待できそうだ。

Bushiden

Pixel Arc Studiosが、2Dアクションゲーム『Bushiden』を開発中だ。「武士伝」というタイトルが示すように、本作には所々に日本を感じさせる要素があり、主人公は(武士ではなく)忍者風の出で立ちで日本刀を武器にし、敵にも忍者や野武士、鎧武者のようなキャラクターが登場する。Pixel Arc Studiosは本作について「サイバー忍者・アクション・プラットフォーマー」だとしており、Reyleeは一見生身の人間のようだが、片腕だけはサイボーグ化している。ゲームプレイは横スクロールで進み、ジャンプアクションでハザードを越えたり、足場から足場へ飛び移りながら敵を倒していくクラシックなスタイルだ。(紹介記事

The Colonists

『The Colonists』は惑星開拓シミュレーションゲームだ。プレイヤーは新たに発見された惑星を開拓することを任された管理者。部下となるのは人間ではなく、機械。やや丸みのあるキュートなロボットたちを従えて、旧石器時代かのような何もない荒野を、最先端設備が揃う宇宙都市へと発展させていく。天然資源を増やしながら食料を栽培し、街を作るために地形を削る。原住民の土地を侵略し、同盟を組むこともあるだろう。こうした作業はすべてロボットがおこなう。ルーチンを組んで自動化をおこない、時に直接指示しながら街を育てていこう。(紹介記事

Noita

『Noita』はすべてのピクセルに物理演算が設定された世界が舞台となる、「マジカル・アクション・ローグライトゲーム」なる作品だ。プレイヤーは大きな杖を持った魔法使いとなり、『Noita』の広大なサンドボックスワールドを探索していくことになる。すべてのピクセルに物理演算が設定されている『Noita』では、プレイヤーは自身が創り出した魔法で地形を破壊しり、水面に電流を走らせたり、ガスを燃焼させることが可能。これらを通じて待ち受ける敵を倒したり、新たな道を創り出してダンジョンを進んでいくことになる。(紹介記事

Ili

『Ili』は画面越しのあなたに語りかけてくるIliと対話していく2Dアドベンチャーゲームだ。開発者は本作を「ゆめにっきスタイル(Yume Nkki style game)」 と表現しており、ストーリーテリングの手法は個性的かつ実験的な作品になるという。物語は不死身の少女Iliが造り上げた街から始まる。かつて人々で賑わっていた街であったが、謎の失踪事件により、住民全員が消えてしまった。Iliは住民を守れなかったことに後悔し、過去にとらわれてしまっている。後悔を続けるIliの記憶を通して、過去を改変することがプレイヤーの目的となる。(紹介記事

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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