すべての建物が拠点になる自由なサバイバル『Dead Matter』など今週紹介した開発中のインディーゲームをまとめるWeekly Indie Pick

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年7月7日(金)からとんで7月21日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年7月7日(金)からとんで7月21日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

今回注目したいのは『Dead Matter』。プレイヤーは、カナダのアルバータ州をベースにした、400平方kmの広大なオープンワールドで自由に生きることができる。ただ本作はあくまでサバイバルゲームだ。拠点を構えて街に住まうゾンビから身を守る必要がある。建物はすべて拠点とできるほか、自動生成と管理システムを組み合わせたシステムにより、自由かつ緊張感のあるプレイが楽しめそうだ。

Cat Quest

『Cat Quest』は、開発者いわく『The Elder Scrolls V: Skyrim』のようなオープンワールドを採用し、『ファイナルファンタジー』のような世界の中で、『ゼルダの伝説』のようなバトルと探索をおこなうゲームだという。ずいぶんと大きなタイトルを3つも持ち出してきたが、もちろんそれらと肩を並べるような超大作を目指しているわけではない。本作の主人公は“Adventurer”ならぬ“Catventurer”、つまり冒険家のネコである。彼は、悪ネコ・ドラコスにさらわれた妹を助け出すため、ひいてはドラコスの悪事によって混乱に陥った世の中を救うため、「フェリンガルド」と呼ばれる広大な世界を冒険する。(紹介記事

My Time At Portia

『My Time At Portia』はオープンワールドRPGだ。舞台となるのは一度文明が崩壊し何もかもがなくなってしまった世界。残された人々はもう一度文明を作るべく立ち上がり、そうして出来上がったのが、主人公が住まう街「Portia」である。プレイヤーは過去の文明の遺品を利用して、この街に自身が構えている工房を大きくしていく。『My Time At Portia』の最大の特徴は、広大な世界を冒険できるオープンワールドであるという点だろう。マップは広く、街の周辺をうろつくだけでもそれなりに時間がかかる。ロケーションも豊富で、草原や川、鉱山や砂漠などが用意されている。(紹介記事

Radiation Age

『Radiation Age』はオゾン層の破壊を原因とした、ポストアポカリプス物のターンベース・ストラテジーゲームである。舞台となるのは、オゾン層が破壊され、紫外線と宇宙線により大気圏の状態悪化が進んだ地球。人類はシェルターへと避難し地下生活を送っていたが、シェルター内の温度上昇により外界へ戻ることを余儀なくされる。いざ外に出ると、オゾン層破壊後の世界に適応した新たな生態系が地上を覆っていた。なかには何年も前にシェルターから抜け出した人々の姿もある。(紹介記事

Dead Matter

『Dead Matter』はUnreal Engine 4を用いて開発されているシングル/マルチプレイ対応のゾンビサバイバルゲームである。元々は『Crysis 2』のModとして制作されていたものだ。舞台となるのは、カナダのアルバータ州をもとにした、400平方kmの広大なオープンワールド。自由度の高さを追求したプロジェクトであり、プレイヤーは物資を求め辺りを探索しつつ、マイホームを定めて定住してもよいし、大自然の中でノマド生活を送ってもよい。本作では、少人数の開発チームでも大規模なオープンワールドを構築できるようマップのプロシージャル生成ツールが活用されているほか、アイテムスポーン、電力、水流、汚染源、AIなどの管理システムにより、流動的で、常に緊張感が保たれるような世界づくりが目指されている。(紹介記事

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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