拳ひとつで塔をのぼる3Dダンジョン『Fight Knight』など今週紹介した開発中のインディーゲームをまとめるWeekly Indie Pick

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年6月17日(金)からとんで7月7日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年6月17日(金)からとんで7月7日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

今回注目したいのは『Fight Knight』。ダンジョンを探索していく3Dアクションゲームだ。類似タイトルとしては『Legend of Grimrock』があげられるが、本作の武器は「拳」のみ。会話する時ですらNPCを殴打する必要があるほど拳へのこだわりがこめられている。敵を突き飛ばして周囲の敵を巻き込んだり、投擲アイテムを殴ることで跳ね返すなど、工夫の凝らされた拳アクションが展開されるだろう。

LUCAH

『LUCAH』はゲーム開発者Colin Horgan氏の個人プロジェクトとして始まり、現在は米国のインディーデベロッパー「melessthanthree」の3人チームにより開発が進められている、Unity製の2DアクションRPGである。戦闘システムは、体力、スタミナ、チャージという3つのパラメータを管理しながら進めていくものである。スタミナは強・弱の近接攻撃、ドッジ、ダッシュ、パリィにより消費され、時間経過により回復する。チャージは射撃攻撃を放つたびに消費され、敵に近接攻撃を当てることで回復していく。(紹介記事

Strikers Edge

『Strikers Edge』は遠距離攻撃にフォーカスした対戦アクションゲームだ。プレイヤーは古の戦士として登場する槍兵や弓兵といったキャラクターから1人を選び、中央に川が走るマップを舞台に、おのれの武器を敵に投擲・射撃していく。開発陣いわく、『Strikers Edge』は「中世ファンタジー」と「ドッジボール」が出会ったようなゲーム。プレイヤーは独自の能力を持つ8人の戦士から1人を選び、武器を投擲したり撃ったりすることで敵にダメージを与えることを目指す。(紹介記事

Pepper Grinder

『Pepper Grinder』は横スクロール型の2Dアクションゲームだ。主人公となるのは海賊「ペッパー」。財宝とペッパーを乗せた船がサイクロプスに破壊されるところから物語は始まる。『Pepper Grinder』の特徴は、その巨大なドリルだろう。ドリル「グラインダー」は地中を潜り、時に飛行道具にもなり、さらには攻撃手段にもなる優れものであるが、非常に操作が難しいという。このドリルを持つと止まることができず、ドリルの向く方向へと猛然と突き進んでいく。この“暴れ馬”をいかに手懐けるかが本作のポイントとなるだろう。(紹介記事

Starship Theory

『Starship Theory』は宇宙を舞台としたシミュレーションゲームだ。コンセプトやビジュアルは『FTL: Faster Than Light』を思わせる。その印象に違わず、宇宙を舞台に乗員に指示を与えつつ、災害や敵との交戦しながら少しでも長く生存するという基本的なゲームデザインは『FTL』に近い。異なる点といえば、『FTL』はエリア制を採用しており、エリアを移動するごとにイベントが発生するという形であったが、本作のマップシームレスだ。さらに『RimWorld』のようなシビアな経営も要素として含まれており、複雑さと自由度が増した『FTL』という表現もできるだろう。ちなみに本作はすでにSteamにて早期アクセス販売されている。(紹介記事

Fight Knight

本作は『Legend of Grimrock』のようなスタイルで進行する、一人称視点のダンジョン探索アクションゲームだ。ただし、よくある一人称視点ダンジョン探索ゲームとは異なり、本作では操作できるキャラクターが「Fight Knight」と呼ばれる騎士ただ一人、そして彼は剣や魔法などは使わずおのれの拳のみで戦う拳闘士としてダンジョンに挑戦する。ゲームの舞台となるのは、本作の世界に突如現れるどんな建築物よりも高い「不吉な塔」だ。ランダムエンカウント方式で敵が出現する迷宮を移動し、パズルを解き、塔の頂点を目指す。ゲーム内の操作は非常にシンプルだ。(紹介記事

Desert Child

本作はGameMaker Studio製の横スクロール・シューティングゲームである。主人公は金欠気味の若きホバーバイク・レーサー。衰退しつつある地球から抜け出し、火星にて本格的なレーサー人生をスタートさせるためにも、14日以内に火星行きのチケット代500ドルを稼ぎ出すのだ。駆け出しの間は1対1のレースで賞金をコツコツと稼ぎつつ、安いラーメンをかき込んで空腹をしのごう。ニューゲーム開始時には、ホバーバイクに搭載する初期武器を選択することになり、それがそのままゲームの難易度オプションになっている。(紹介記事

City of Brass

『City of Brass』は中世イスラムの説話集「千夜一夜物語」の世界観を用いたパーマデス制(死んでしまうと復活せず最初からやり直しとなるシステム)の1人称視点アクションゲームである。プレイヤーは砂漠の盗賊として、プロシージャル生成された古代都市を探索する。ムチとシミター(三日月剣)を駆使して眠りから覚めた亡霊たちを倒し、遺跡のどこかに隠された財宝を探し当てることが目的となる。プレイヤーは敵をうまく誘導することで亡霊たちを都市に存在する罠に嵌めていくのだ。(紹介記事

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

記事本文: 5198