キツネとなって自然あふれる魔法の世界を冒険する『Arlandria』Steam Greenlightに登場。日本語にも対応予定

インディーデベロッパーのVladimir Maslov氏が現在開発中の『Arlandria(アーランドリア)』は、キツネが主人公のアクション・アドベンチャーゲームだ。そのタイトルにもなっている「アーランドリア」は本作の舞台となる土地の名前で、草原や森が広がる自然あふれる世界となっている。

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第429回目は『Arlandria』を紹介する。

インディーデベロッパーのVladimir Maslov氏が現在開発中の『Arlandria(アーランドリア)』は、キツネが主人公のアクション・アドベンチャーゲームだ。そのタイトルにもなっている「アーランドリア」は本作の舞台となる土地の名前で、草原や森が広がる自然あふれる世界となっている。

主人公のキツネは我々が知るような、いたって普通のキツネのように見えるが、アーランドリアの世界に登場するほかの生き物はいずれも不思議な見た目をしている(そもそも、キツネだけポリゴンが強調されたグラフィックであるのも特徴的だ)。本作では魔法の森や谷を冒険するとあって、ここはファンタジーの世界なのだ。ゲームの大きな目的は、探索をする中で謎を解き明かして財宝を手に入れること。その過程には障害物や罠があり、また敵となるモンスターも現れるという。トレイラーでは障害物を飛び越えたり、モンスターに体当たりして倒す様子が確認できる。キツネの動きにはこだわって開発しているのだろうか、その生き生きと走る姿はなかなか魅力的に映る。

アーランドリアには、モンスター以外にもこの土地に暮らす住人がいるという。さまざまなキャラクターがおり、それぞれ異なるバックグラウンドを持っているそうだ。プレイヤーは彼らと会話し、時に頼み事を手伝うことで友人関係を築くことができる。

そして友人となった住人は、プレイヤーの冒険を手助けしてくれることになるという。トレイラーの中には畑のある村が映っているが、住人の姿は確認できない。畑の作物の大きさと比較すると家がかなり小さいように見えるが、その住人とは人間なのか、あるいは動物のようなキャラクターなのだろうか。

ゲームの中ではウサギを狩ったり、イチゴやリンゴなどのフルーツを収集する要素もあり、集めたフルーツは新しいクエストやアイテム、アクティビティのために使用するという。このように、まだまだ分からないことが多い『Arlandria』だが、開発者のMaslov氏はこれからさらに情報を公開していくとしている。本作は現在Steam Greenlightに登録されており、ゲーマーからの支持を募っている。ゲームは英語などのほかに、日本語にも対応する予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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