ゴリラがリズミカルに人間を倒す『Ape Out』など今週紹介した開発中のインディーゲームをまとめる「Weekly Indie Pick」

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年3月3日(金)から3月10日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年3月3日(金)から3月10日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。先週から引き続きAUTOMATONでは読者アンケートを実施している。回答者には抽選でゲームのSteamキーがあたるので、ふるって応募してほしい。

今回の注目作品は『Ape Out』だ。おしゃれなジャズのBGMを背景に、狂暴なゴリラが次々と人間を倒していくゲームプレイはなんとも中毒性がありそうだ。『Hotline Miami』や『Enter the Gungeon』、『Downwell』など個性的なタイトルを巧みにプロデュースするDevolver Digitalがパブリッシングを担当するという点でも期待が持てる。

 

Mr. Shifty

『Mr. Shifty』は、『Hotline Miami』を彷彿とさせる見下ろし型のアクションゲームである。プレイヤーが操作する「Mr. Shifty」は、敵の攻撃を一度でも受けると死亡する。一見すると非力であるが、彼には瞬間移動(ブリンク)という強力な能力が備わっている。命綱である瞬間移動のストックは5回まで。使用可能回数は数瞬で回復するが、すべて使い切ってしまうと回復速度が急激に遅くなる。数秒間無防備な状態が続くため、敵に囲まれた状態でストック切れを起こすことだけは避けねばならない。(紹介記事

 

House Flipper

『House Flipper』は家をリノベーションするシミュレーターゲームだ。プレイヤーは個人で会社を経営する「改装・改修業者」。荒れ果てた住宅を購入し、改装・改修することで住みやすい家へと変貌させ、売却することで利益を得ていく。柱の改修や電気ガスの整備、掃除やインテリアデザインなどさまざまな作業をこなし、古びた家を生まれ変わらせよう。ただしプレイヤーの会社はあくまで個人経営だ。よかれと思い過剰なサービスを繰り返していると、あっという間に倒産に追い込まれるだろう。(紹介記事

 

Ape Out

『Ape Out』はゴリラ・リズミカル・ジャズ・バイオレンス・2Dアクションゲームだ。ゴリラと思わしき類人猿(Apeは類人猿の意。ゴリラは類人猿の1種である)を操作し、ステージ内にいる人間たちを次々となぎ倒していくスピーディーな2Dアクションとなっている。自機の移動性能は、前進する際には勢い良く突進できるものの、左右の移動は苦手なのかゆっくりと動く仕様だ。人間の敵は銃器で遠距離から攻撃してくるため、銃撃を受ける事態を避けつつ上手く接近して殴り殺さなければならない。また殴り飛ばした敵は飛び道具のような扱いとなるため、他の敵に当てて上手く敵の一団を一気に処理することも重要となる。(紹介記事

 

インダーク

『インダーク』は、個人開発者ozumikan氏が手がける2Dアクションゲームだ。プレイヤーが操作するのは、主人公の「魂」。海の底に潜っていくことが目標であるがゆえに、移動できるのは横方向と下方向のみとなっており、上に戻ることはできない。画面をタップすれば魂は炎を使った範囲攻撃を繰り出し、フリックすれば体当たりする。注意しなければいけないのは、ダメージ判定が主人公の魂ではなく、身体にあるということだろう。身体は、魂に引っ張られるように動く。身体を傷つけるリスクを考慮しながら、うまく敵に近付き仕留めていくことが重要になるだろう。(紹介記事

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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