まばゆい光で幻想世界を描くRPG『iii』など今週紹介した開発中のインディーゲームをまとめる「Weekly Indie Pick」
「Weekly Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で今週紹介されたタイトルをおさらいする週間企画。今回は2017年2月17日(金)から2月24日(金)に登場したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。
今回の注目作品は『iii』。『iii』はアクションRPGだ。記憶を失った主人公が、理想が容易に実現できる世界を旅し、ほかの住人の記憶の欠片を集めていく。本作は「光」をベースに描かれる2Dのアートワークが特徴的で、マップ画面だけでなく手書き調のキャラクターデザインやHUDなども凝っており、美しくもかわいらしい作品になりそうだ。
The Garden Between
『The Garden Between』は、少年フレントと少女アリーナがジオラマのような不思議な小島(庭園)を行くパズルアドベンチャーゲームだ。本作は「ほろ苦い友情」「成長する意味」「過去を手放すこと」といったテーマを描く作品となっている。庭道具やパソコンなどが登場するジオラマ風の小島は、どうやらフレントとアリーナの過去を指し示しているようだ。まだ詳細は明らかにされていないが、トレイラー内ではアリーナが持つランタンをスイッチの上に置くといったパズル要素が確認できる。(紹介記事)
iii
『iii』は見下ろし型のアクションRPGだ。舞台となるのは、どんな理想も実現させることができる奇妙な夢世界。プレイヤーは記憶喪失になっており、世界に住むほかの人々の記憶の欠片を集めながら、自分自身と世界について問うことになる。本作では、ひらけたマップでも暗いマップでも「光」がまばゆくフィールドを照らしており、ドット絵を併用した2D表現が光る。マップの随所に小ネタが隠されているようなゲームを目指しているといい、システム面でも期待が膨らむ。本作は、2018年の無料配布を目指して、開発が進められている。(紹介記事)
Narita Boy
『Narita Boy』は2Dアクションゲームだ。物語の舞台となるのは、1980年代の世界。天才クリエイターLionel Pearl氏が生み出したゲームハード「Narita One」とゲーム「Narita Boy」は全世界で爆発的なヒットを記録したが、そうした影響からか、ゲームとリアルの境界線があいまいになっていた。またデジタル世界には危機が迫っており、プレイヤーは「Narita Boy」となって「Techno Sword」を片手に「The Stallions」と呼ばれる敵と戦っていく。本作は、現在Kickstarterキャンペーンが実施されている。(紹介記事)