PC版『Overwatch』プレビュー。エイミングテクニックとアビリティの駆け引き、仲間との連携で勝利を目指すチーム対戦型FPS

Overwatch(オーバーウォッチ)』はBlizzard Entertainment(以下、Blizzard)が開発を手がけるチーム対戦型FPSである。5月3日からは予約購入者を対象とした早期ベータが開始し、5月5日には待望のオープンベータが予定されている。本稿では『Overwatch』のレビューをお届け……と言いたいところだが、本作はまだ未発売であるため、クローズドベータ期間の感想も含めたプレビューをお届けする。なお、すでに弊誌ではインプレッション記事を公開しているのだが、ゲームの感じ方は人によって違うので、それぞれの『Overwatch』だと思ってもらいたい。

 

リージョンと動作環境について

BattlenetクライアントからリージョンをAmericaにした場合のPingは80~190、Asiaにすると70~150ほど。個人的にどちらを選んでもそこまでPingの差は感じられなかったので、韓国語と中国語が理解できるならAsiaを、英語ならAmericaを選ぶといいだろう。AmericaでもPingが低いときがあるのは、おそらく『Heroes of the Storm』(以下、HotS)と同様に、AmericaリージョンにSingaporeサーバーが入っており、そのときに最適なサーバーに自動で振り分けられているからだと思われる。ラグにかんしては、Ping 120あたりから感じるようになり、Ping 180を超えると着弾に大きな違和感を覚えるようになった。出会い頭の瞬時の判断が勝敗を分かつこともあるので、Americaを主戦場にするのであれば、なるべくPingが低いサーバーに振り分けられることを願うしかない。ちなみに言語設定では、テキストを日本語表示、音声は英語という設定が可能だ

要求スペックは最新のものがこちらで公開されている。32bit OSには対応していないので注意してほしい。

最小
OS: Windows 7 / Windows 8 / Windows 10 64-bit (latest Service Pack)
CPU: Intel Core i3 or AMD Phenom X3 8650
Video: NVIDIA GeForce GTX 460, ATI Radeon HD 4850, or Intel HD Graphics 4400
Memory: 4 GB RAM
Storage: 30 GB available hard drive space

推奨
OS: Windows 7 / Windows 8 / Windows 10 64-bit (latest Service Pack)
CPU: Intel Core i5 or AMD Phenom II X3 or better
Video: NVIDIA GeForce GTX 660 or AMD Radeon HD 7950 or better
Memory: 6 GB RAM
Storage: 30 GB available hard drive space

30fpsで快適なプレイができるかどうかは別として、MMORPG『World of Warcraft』(以下、WoW)が『EverQuest』と戦った際の武器のひとつが「低スペックでも動く」だったので、幅広いプレイヤーが楽しめるようスペックが低いPCでも動作するというのはBlizzardらしいといえる。わたしのPCスペックを書いておくと、CPUはIntel Core i7 860、グラフィックカードはASUS STRIX-GTX970-DC2OC-4GD5、メモリは16GB。グラフィック設定を最高のEPICにするとfpsは70~100。

 

繰り広げられるのはシビアな戦い

overwatch-reinhardt『Overwatch』に用意されているゲームモードは、攻撃側が荷車を押して制限時間内に最終地点に到達させることで勝利となる「Escort」、攻撃側は二箇所の拠点を制圧することを目指す「Assault」、両チームが一箇所の拠点を奪い合いながら最終的に制圧を目指す「Control」、そして「Escort」と「Assault」を合体させた「Hybrid」の四つ。マップはそれぞれのゲームモードに三つずつ用意されており、合計12種類ある。対戦型FPSの定番であるDeathmatchは、試合開始までの待ち時間に自動で放り込まれる暇つぶし専用ゲームモード「Skirmish」がそれにあたる。

プレイモードは、気軽に遊べる「Quick Play」、練習として機能する「Play vs AI」、高ランクを目指してハイレベルな戦いが繰り広げられる「Competitive Play」(オープンベータでは未開放)、週ごとにユニークなルールが適用される「Weekly Brawl」(『Hearthstone』の「Tavern Brawl」のようなものだと思ってもらっていい)の四つ。正式リリース時にはどうなるかわからないが、クローズドベータのころは「Competitive Play」にレベル制限があったので、最初のうちは「Quick Play」で遊ぶことになるはずだ。

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本作のコンセプトやゲームプレイ映像を見た人は、『Team Fortress 2』(以下、TF2)に似ていると感じるだろう。または『TIME SPLITTERS』と言うかもしれない。それは正解でもあるし、間違いでもある。『Overwatch』はどのゲームモードも6vs6という比較的低人数での戦いになるので、チームワークだけでなく各プレイヤーのスキルが存分に生きる仕様になっている。『TF2』のように、エイムに自信がなくてもMedicやEngineerを使えば誰でも主役になれるような“お祭り感”はそれほどないということだ。実際に『Overwatch』の世界に入ってみると、意外にもシビアな戦いが繰り広げられることに驚かされるだろう。

FPS初心者でも遊べるかと聞かれると、YESでもありNOでもある。『Overwatch』はサーバーブラウザからサーバーを選択する仕様ではないので、(おそらく)内部レーティングによってサーバーやチームや対戦相手が自動で決定する。バランスのとれたマッチメイクがされれば初心者でも楽しいだろうし、そうでなければ一方的に負けるだけなので楽しくないと感じるかもしれない。

 

固有のアビリティを持つ21人のヒーロー

一般的なゲームでは基本攻撃手段とアビリティは別として扱われることが多いが、『Overwatch』ではボタン入力で発動するものはすべてアビリティとなっている。そして登場する21人のヒーロー全員が固有のアビリティを持っており、操作感も大きく違う。

Torbjörnは特殊で、基本武器のRivet Gun(左で単発、右で散弾)と、タレット建設/修理と打撃に使うForge Hammerを持ち替えできる。それはさておき、『Fighters of the Storm 2(嵐のファイター 2)』を本当にリリースしてほしい。
Torbjörnは特殊で、基本武器のRivet Gun(左で単発、右で散弾)と、タレット建設/修理と打撃に使うForge Hammerを持ち替えできる。それはさておき、『Fighters of the Storm 2(嵐のファイター 2)』を本当にリリースしてほしい。
たとえばチーム対戦型FPS『Battlefield 4』には四つのクラス(Assault、Recon、Support、Engineer)がありそれぞれ違った特徴を持っているが、操作感はどれも似ているだろう。マウス右ボタンで照準を覗き、左クリックで射撃する。数字キー(またはマウスホイール)で武器を持ち替え、Gを押せばグレネードを投げる。しかし『Overwatch』はヒーローごとに操作感が違う。まず、武器のプライマリとセカンダリというものがない。特定のヒーローを除いて、武器は一つしか所持していない。しかし攻撃手段が一つしかないというわけではない。例をあげると、サイボーグ忍者Genjiはマウス左で手裏剣を直線状に三つ投げ、右ボタンを押せば広範囲に三つ投げる。Roadhogは左ボタンでショットガンから分散する鉄くずを発射し、右ボタンだと鉄くずの塊を発射する。このように、マウスのボタンに二種類の攻撃アビリティが割り当てられているヒーローもいれば、左ボタンで基本武器を使った攻撃をおこない、右ボタンで前方に瞬間移動するTracerや、右ボタンで敵の攻撃から味方を守るシールドを展開するReinhardtなど、マウスボタンで攻撃以外のアビリティが発動するヒーローも存在する。
 
ヒーローによってアビリティだけでなく操作感にも違いがある仕様は、プレイヤーに熟達することの楽しさを感じさせてくれる。

 
マウスボタン以外のアビリティはQ・Shift・Eキーで使用する。QにはUltimate Ability(以下、Ultimate)が割り当てられており、敵を攻撃したり時間が経過したりすると上昇していくUltimate Meterが100%になったときのみ発動できる。Ultimateは『WoW』でいうところの、効果は高いがクールダウンタイムが長いアビリティをイメージしてもらうといいだろう。または『HotS』のHeroic Abilityでもいい。

Ultimateは、爆破範囲内の敵ヒーローすべてに大きなダメージを与えるTracerのPulse Bombや、プレイヤーの周囲で息絶えてしまった味方たちを蘇生させるMercy のResurrectなど、場合によっては一発逆転できる可能性を秘めるとても強力なものがそろっている。また、味方のUltimateと発動のタイミングをあわせることでよりいっそう強力になるZaryaのGraviton Surge(敵ヒーローを吸い寄せる)などもあり、プロの大会ではハイレベルなチームの連携が披露されるはずだ。

ReaperのDeath BlossomをFlashbangで止めたMcCree。
ReaperのDeath BlossomをFlashbangで止めたMcCree。
さきほども述べたとおりUltimateはとても強力だが、対抗策がないわけではない。すでに一部のプレイヤーは相手のUltimateを潰すテクニックを身につけており、日々遊ぶにつれ一発逆転を阻止されることが目立ってきた。これは『Overwatch』の魅力のひとつであり、相手のアビリティのクールダウンタイムを考えたり、瞬時の判断でカウンターとなるアビリティを使用したり、味方とUltimateの発動タイミングをあわせたりといった戦術は、一般的なFPSではあまり見られない面白さがある。

 

このようなテクニックはサービス開始から時間が経つにつれ誰かが発見し考案し、それを目の当たりにしたプレイヤーへと広がっていく。おそらくみなさんが『Overwatch』を手に入れたときは、Ultimateの強さに驚き、誰にだって活躍できるチャンスがあると思い込んでしまうかもしれない。しかし本作が面白くなるのは、自身のUltimateが封じられたときや、想像もしなかった場所からの射撃を体験してからだろう。それぞれのヒーローの特徴、そして入り組んだマップの構造(ヘルスパックの場所も)を体が覚えたとき、あなたは『Overwatch』の魅力に引きこまれていくはずだ。

TANKだからといって攻撃が苦手というわけではない。
TANKだからといって攻撃が苦手というわけではない。
わたし自身『Overwatch』をプレイする前は『TF2』に似たゲームだと思っていたのだが、遊ぶにつれ『WoW』の対人コンテンツ「Battleground」や「Arena」をFPSにしたものに近いと感じるようになった。『WoW』でダンジョンを攻略するとき、それぞれのキャラクターは役割がはっきりしているが、対人戦となるとタンクやヒーラーも戦わなければならなくなる。ピュアヒーラー、ピュアタンクで対人戦に挑むプレイヤーは多くないだろう。『Overwath』も同じく、自身が選択したヒーローの役割がそうだからといって回復や盾役に徹するのではなく、攻撃アビリティを使ってキルをとらなければならないのだ。相手のアビリティのタイミングを読む駆け引きもそうだ。相手チームにReaperがいるならば、ヒーローが密集しているときはDeath Blossomを想定して立ち回らなければならないし、逆の立場であれば対抗策を持つヒーローに警戒しながら発動させなければならない。とくに拮抗した戦いの終盤では、“読み”が勝敗を左右することが多い。恋愛と同じである。告白というアビリティには使うべきタイミングがある。好きだ好きだと押すのではなく、先に相手に好きと言わせたほうがいい場合もある。そういった駆け引きをできる者のみが、意中のあの子のハートを射止めることができるのだ。

 

クローズドベータのころの「Competitive Play」は、2本先取したチームが勝利し、両チームが1本ずつ取ればサドンデスに突入する仕組みで、最大3試合おこなわれた。レベル25以上のプレイヤーのみが参加できた。ランクがAdvancedに上がると、敗北時にポイントが減るようになる。正式リリース時にはどのように変化しているのだろうか。
クローズドベータのころの「Competitive Play」は、2本先取したチームが勝利し、両チームが1本ずつ取ればサドンデスに突入する仕組みで、最大3試合おこなわれた。レベル25以上のプレイヤーのみが参加できた。ランクがAdvancedに上がると、敗北時にポイントが減るようになる。正式リリース時にはどのように変化しているのだろうか。

しかし残念なことに、そういった読み合いが繰り広げられるプレイモード「Competitive Play」は、オープンベータではプレイできない。なくなってしまったわけではなく、正式リリース時には、リデザインされた「Competitive Play」が登場するようだ。このプレイモードが開放されていない今、クローズドベータに参加していたプレイヤーは、フラストレーションをためながらチームワーク皆無の「Quick Play」を遊んでいるのではないだろうか。

 

レベルアップのご褒美

クローズドベータのころは、箱が発する光の色で中身のレアリティが事前にわかった。
クローズドベータのころは、箱が発する光の色で中身のレアリティが事前にわかった。
遊びに対するご褒美を期待してしまうなんて、わたしはなんて“ゆとり”なんだろう。2月9日におこなわれたアップデートで、プレイヤーレベルが追加された。試合を繰り返すことで経験値が増えていき、一定に達するとレベルが上がる。成長することでヒーローなどの強さが変化するというわけではないが、レベルが1上がるたびに報酬としてLoot Boxを一つ入手できる。Loot Boxに入っているアイテムは、Skin、Emote、Victory Pose、Voice Line、Spray、Highlight Introの六つのカテゴリのなかから四つがランダムに選ばれる。まれにゲーム内通貨が入っていることもある。一度入手したこれらのアイテムは、Hero Galleryからいつでも確認と装備ができる。アイテムはどれも装飾品であり、ヒーローの強さに影響しないものばかり。

 

DIE DIE DIE
DIE DIE DIE
『Overwatch』はFPSである。一人称視点なので、お気に入りのスキンを装備してもプレイヤー自身が見れないというもやもやがある。しかし、スキンが目立つ瞬間が毎試合用意されている。試合でもっとも活躍(マルチキルなど)したヒーローが、試合終了後にハイライトされるPlay of the Gameだ。このときにかっこいいスキンを装備していれば目立つこと間違いなし。さらに、Loot Boxなどから入手できるHighlight Introを変更していれば、よりいっそう目立つ。射程内の敵ヒーローをほぼ全滅させるUltimate Ability「Death Blossom」を持つReaperはマルチキルしやすく、比較的Play of the Gameに選出されやすい。デフォルトだと2丁のショットガンを交差させるだけだが、「Highlight Intro」を変更すると見違えるほどかっこよくなる(GIF画像参照)。Play of the Gameの演出は、e-Sportsの大会などで観客を沸かせる要素のひとつとなるだろう。

 

Blizzardファンのハートをつかむデザイン

見てのとおり『Overwatch』は完全な新規タイトルである。『Warcraft』『Starcraft』『Diablo』のシリーズタイトルではない。同社にとって初の挑戦となるシューターというジャンルと一人称視点(『WoW』では可能だったが)からも、過去作との大きな違いを感じ取れるだろう。だからといってBlizzardは、ファンを無視しているわけではない。

キャラクターデザインは、どこかピクサーのアニメーションのようでもあり、一見するとBlizzard製の作品とは思えない。しかしローンチ時に登場する21人のヒーローをよく見ると、過去作で人気のあったキャラクターたちのエッセンスが取り入れられている。わかりやすいのはTorbjörnだ。『Overwatch』の世界のなかで、もっともリロードアクションがかっこいい彼は立派な髭をたくわえており、その背丈からも見事なまでにドワーフである。

MOLTEN COOOOOOOORE!!!!!!!
MOLTEN COOOOOOOORE!!!!!!!

『Overwatch』を予約購入すると特別なスキン「Noir Skin」が手に入るWidowmakerの腰から太腿にかけるラインはDraenei(Warcraft)によく似ている。そしてスナイパーライフルを巧みに操り色気のある声で「One Shot, One Kill」と発する様はNova(StarCraft)のようでもあり、同セリフと肌の色はNight Elf(Warcraft)を思わせる。

One Shot, One Kill
One Shot, One Kill

“リュウガワガテキヲクラウ”のセリフとともに、巨大な龍がうなりをあげて突進するUltimate Ability「Dragonstrike」を持つHanzoは、多少強引かもしれないが、寂しい目つきや無造作に束ねられた髪型からVarian Wrynn(Warcraft)に似た男の色気を感じる。

Hanzoはいつだってきみのそばにいる……(画像のヒーローはReinhardt)
Hanzoはいつだってきみのそばにいる……(画像のヒーローはReinhardt)

『Overwatch』に登場する21人のヒーローの中で初心者向けとされているReaperは、不気味なマスクをつけ両手に銃器を持っている。HPも少なく移動速度はスピーディとは言えないが高い火力を持っており、機動力を活かしてハラスメントするさまは、まさに『StarCraft』のTerranユニットReaperである。また、『WoW』の「Valorous Deathbringer Hood」に似たマスクはWarlockをイメージさせるし、相手を倒してライフを回復できるアビリティThe Reapingは、Death Coilとでもいうべきだろうか。

一見すると強そうだが……。
一見すると強そうだが……。

相手に冷気を噴きかけ最終的には凍結させてしまう基本攻撃や、ピンチになったら自身を凍らせて無敵状態になるCryo-Freezeなど、Meiをファンタジーの世界に登場させるのであればクラスはFrost Mageだろう。Ultimateの効果は『HotS』のJainaのものと似ている。

右のテーブルにあるゲームは……。
右のテーブルにあるゲームは……。

ほかにも、そのまま『Diablo』の世界に入れそうな風貌のMercy、フックで敵を引き寄せる巨漢RoadhogはStitches(HotS)、Ultimate Ability「RIP-Tire」でマルチキルが発生するとその場に笑いが起きるJunkratの愛嬌のあるしぐさや行動はGoblinまたはTrollをイメージさせる。すべてのヒーローが、Blizzardの過去作のエッセンスを取り入れているわけではないが、いままでFPSに触れたことがないBlizzardファンに興味を持たせるような工夫が、キャラクターデザインにもあるといえる。

獅子のロゴとスタジオ名「GOLDSHIRE PICTURES」を見てピンと来る『Warcraft』ファンは多いはず。 こういったネタは、おそらくほかにもあると思うので、探してみるのも楽しみのひとつとなるだろう。
獅子のロゴとスタジオ名「GOLDSHIRE PICTURES」を見てピンと来る『Warcraft』ファンは多いはず。
こういったネタは、おそらくほかにもあると思うので、探してみるのも楽しみのひとつとなるだろう。

 

多くのFPSファンを受け入れる操作感

Tracerの基本攻撃から『Call of Duty: Modern Warfare 2』のGlock Akimboを思い出す人もいるのでは?
Tracerの基本攻撃から『Call of Duty: Modern Warfare 2』のGlock Akimboを思い出す人もいるのでは?
Blizzardファンでなければ『Overwatch』を楽しめないというわけではない。似たゲームとしてよくあげられる『TF2』だけでなく、さまざまなFPSゲームの操作感に似たヒーローが登場する。空中に舞い上がりRocket Launcherを操るPharahは『Quake』プレイヤーに好まれるだろうし、ライフルを連射して戦い傷を負えば周囲の味方も同時に回復できる手段を持つSoldier: 76は『Battlefield』、うっかり正面から出会ってしまったらほぼ死が確定した『Call of Duty: Modern Warfare 2』のRanger Akimboを思い出させるReaper、『Counter Strike』で腕を鍛え上げたプレイヤーなら強烈なリコイルを制御して瞬間的に高いダメージを出せるであろうMcCreeなどなど、ほかのFPSをやりこんだプレイヤーが使いやすいヒーローが何体か登場する。

 
自身がやりこんできたFPSゲームの腕前を完全にそのまま『Overwatch』に生かせるというわけではないかもしれないが、操作感の似たヒーローを選べばプレイ初日から活躍できる可能性はじゅうぶんある。

 

Overwatchの醍醐味はCompetitive Playにあり

日本と韓国には時差がないため、予定どおりなら5月5日の午前8時スタート。
日本と韓国には時差がないため、予定どおりなら5月5日の午前8時スタート。
4月29日までに予約購入した方や、やさしい友人を持つ方は、すでにオープンベータに参加していると思われる。「チームワーク皆無」「Bastionが強すぎる」「TF2との違いがわからない」などなど、不満を感じている人もいるだろう。だからといって『Overwatch』を評価するのはまだ早い。ランクをかけたプレイモード「Competitive Play」を遊べば、そういった不満はほぼ解消される。腕の立つプレイヤーと組み、または対峙すれば、本作の醍醐味が見えてくるはずだ。

 

Reaperはリロードをキャンセルせずに近接攻撃が可能。こういった小さなテクニックも重要。
Reaperはリロードをキャンセルせずに近接攻撃が可能。こういった小さなテクニックも重要。
冒頭でも述べたが、『Overwatch』のオープンベータは5月5日から開催される。チーム対戦型FPSが好きな方はもちろん、FPSは苦手だけとBlizzardが好きな方もぜひ遊んでみてほしい。参加される方は、まずはゲームを楽しむことを重視してほしい。慣れれば次のステップへ向けて各マップと相性の良いヒーローを覚えるといいだろう。ちなみに、すでに海外ではヒーローの格付けリストが公開されているが、最初のうちは意識する必要はない。

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